ジャガーのクラシックレースカー、3億円で買える復刻版

ジャガーの「C-タイプ」と「D-タイプ」はレース専用車として開発され、最も成功したジャガーモデルとして歴史に刻まれている。

「C-タイプ」は1951年にル・マン24時間耐久レースに初参戦し優勝を果たし、「D-タイプ」はル・マンで3年連続(1955年、1956年、1957年)の総合優勝を果たしたモデルだ。

この2モデルを、ジャガーのクラシック部門が当時のモデルを忠実に再現した「C-タイプ CONTINUATION」と「D-タイプ CONTINUATION」を日本でも数量限定で販売するとジャガーランドローバー・ジャパンが2023年5月29日発表した。

その復刻版は日本に初上陸し、それを記念し6月5日(月)〜14日(水)に富士モータースポーツミュージアムで、そして6月18日(日)にクラシックカーオーナー向けのミーティングイベント「Ralph’s Coffee & Cars supported by Octane」(東京プリンスホテル駐車場)で展示公開すると発表した。

C-タイプ

現在、台数限定で販売中のジャガー「C-タイプ CONTINUATION」および「D-タイプ CONTINUATION」は、新たにハンドメイドで製作したもので、なんと!顧客の要望に応じたパーソナライズも可能なのだ。

当時の機械製図と最新のCAD技術を駆使して設計し、英国コベントリーにあるジャガー・クラシックで手作業で製造される。

1台あたり3000時間以上かかる綿密な工程があり、なかでも、伝説の直列6気筒XKエンジンのチューニングとバランスを完璧にするために、エンジンだけで9か月を要するという。

D-タイプ

また、どちらのモデルもオリジナルに忠実にしながら、耐久性向上のためにボディパネルを厚くし、FIA公認の4点式シートベルト、自動消火システム、振動を軽減する最新の燃料タンクを装備しているのも驚きだ。

車両本体価格は、「C-タイプ CONTINUATION」が現地価格で2億5950万円、「D-タイプ CONTINUATION」は3億275万円。

■<一般公開 実施概要>
「JAGUAR CLASSIC MUSEUM DISPLAY at FUJI MOTORSPORTS MUSEUM」
開催日:2023年6月5日(月)〜6月14日(水)
会場:富士スピードウェイ 富士モータースポーツミュージアム内
    〒410-1308 静岡県駿東郡小山町大御神645
URL:https://fuji-motorsports-museum.jp/

「Ralph’s Coffee & Cars supported by Octane」
開催日時:2023年6月18日(日)7:00 – 10:00
会場:東京プリンスホテル 駐車場(〒105-8560 東京都港区芝公園3-3-1)

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COTY
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