【ジャガー・パリショー】ジャガーの新型2シータースポーツカー「Fタイプ」の市販モデルがワールドプレミア

ジャガー Fタイプ リヤ 画像

2012年8月10日、ジャガーは9月27日から開幕するパリ・モーターショーで新型スポーツカー「Fタイプ」の市販モデルのワールドプレミアを行うと発表した。

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2011年フランクフルトショーに出展されたC-X16

ジャガーは、Fタイプの原型となるプロトタイプ・スポーツカー、「C-X16」を2011年9月のフランクフルトモーターショーで発表した。その後、C-X16の市販化に向けて急ピッチの開発が続けられ、2012年4月のニュヨークショーでは、「Fタイプ」という名称を公表するとともに、ジャガーがスポーツカーの世界に復帰することを宣言した。

Fタイプはコンバーチブル・ルーフを備えた2ドア/2シーターのパッケージを採用したピュアスポーツカーで、ボディはオールアルミニウム製。プロトタイプのC-X16がクーペボディであったが、開発中として公表されている写真はコンバーチブルであり、開発が最終段階にあることを示している。

プロトタイプは、これまで6月に開催されたグッドウッド・フェスティバルでカムフラージュ付きながら走行する姿を見せ、その後はイギリス国内はもちろん、世界各地で走行実験を繰り返している。

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テストを行うFタイプ。コンバーチブルであることがわかる

ジャガーのグローバル・ブランド・ディレクターであるエイドリアン・ホールマークは、「Fタイプがパリで初公開されるその日は、ジャガーの歴史に大きな足跡を残す日となるはずです。まさに満を持してジャガー誕生の地ともいえるスポーツカーの世界に帰ってくる日なのですから」と語っている。

搭載されるエンジンは、340ps、380psを発生する2種類の新型3.0L過給機付V6型と、改良型の5.0L・V8型エンジンの計3機種のガソリンエンジンをラインアップするとしている。いずれもスタート&ストップ付きで、8速ATと組み合わされる。

パリ・モーターショーで発表されたFタイプは、年内に生産準備がスタートし、販売は2013年夏頃を予定しているという。

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ロングノーズ、ショートデッキの伝統的スタイリングを採用している

ジャガー公式サイト

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