2014年2月27日、GMジャパンは4月12日から販売を開始する新型「キャデラックCTS」のハイテク・インフォテイメント・システム「CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)」に日本専用ナビゲーションシステムを統合、設定したと発表した。また「ATS」、「SRX」にも5月から導入する。
アメリカのIT文化が生み出したHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)のCUEは、スマートフォンのような操作性を持ち、最大10回線のBluetooth通信デバイスやUSB、SDカード、MP3プレーヤーなどからのデータを取り込み、4個のボタンを利用して簡単に操作できるインフォテイメントシステムだ。最大60個のお気に入りを登録でき、例えば、ラジオ局や連絡先、楽曲などを保存することができる。このタッチ画面のCUEに、新たにナビゲーションの機能も統合し、車両のCUE上の画面に地図が表示され、地上デジタルTVの視聴もタッチ操作で可能となっている。
ナビゲーションシステムは、大容量(16GB)の SDナビゲーション、 VICS3メディア(ビーコンユニット搭載)、地上デジタルTV(フルセグ/ワンセグ)対応、4チューナー×4アンテナシステム、Bluetooth(電話/オーディオ)対応 となっている。
またすでに販売された従来型の電動開閉式7インチワイドモニターSDナビをこの新スタイルのナビに変更することも5月から販売店でできるようになるという。
■コルベットの「MyLink(マイリンク)」も日本専用のナビゲーションシステムを設定
4月12日から発売される第7世代の新型「コルベット 」のインフォテイメント・システム「MyLink(マイリンク)」に、日本専用のナビゲーションシステムが設定される。
車両のタッチ画面「MyLink」に、これまでのMyLink機能に加え、ナビゲーションの機能も統合し、車両のMyLink上の画面に地図が表示され、地上デジタルTVの視聴もタッチ操作できるようになる。
MyLink統合制御ナビゲーションシステムの特徴は、大容量(16GB)SDナビゲーション、 VICS3メディア(ビーコンユニット搭載)、地上デジタルTV(フルセグ/ワンセグ)対応、 4チューナー×4アンテナシステム、Bluetooth(電話/オーディオ)対応 となっている。