ゼネラルモーターズ・ジャパンは2017年7月6日、アメリカを代表する人気のスポーツクーペ「シボレー カマロ」の最新モデルを発表し、2017年11月11日(土)から全国のシボレー正規ディーラーネットワークで販売を開始すると発表した。
日本に導入されるモデルは、新開発の2.0Lターボエンジンを搭載したクーペ「シボレー カマロLT RS」と「シボレー カマロ コンバーチブル」、および6.2L V8エンジンを搭載したトップグレードのクーペ「シボレー カマロSS」の3モデルとなっている。メーカー希望小売価格(税込)は、「シボレー カマロLT RS」516万2400円、「シボレー カマロ コンバーチブル」602万6400円、「シボレー カマロSS」645万8400円。
この第6世代目となるカマロは、“Evolution is never without purpose/理由無き進化は無い”をコンセプトとし、先代よりひとまわり小さいながらワイド&ローが強調された筋肉質なボディ、「カマロ」のDNAを継承しながらさらに洗練度を高めたインテリア、「カマロ」初搭載のマグネティックライドコントロール(SS)、軽量かつ高剛性ボディに一新されたシャシーによる軽快な走り、コネクティビティ・インフォテイメントに投入した先端テクノロジー、そしてクーペSSにおいては「カマロ」史上最も力強いエンジンを搭載しているところが特徴。2.0L 4気筒ターボエンジンは高速走行時における燃費データが12.8km/L以上と、カマロ史上最高の数値を実現している。また6.2L直噴V型8気筒OHV VVTのLT1型エンジンは、カマロ史上最もパワフル。組み合わされるミッションはパドルシフト付きの8速ATだ。
その他ボディ面では、アルミとコンポジット素材を採用したことによって、車両重量は90kg以上の軽量化を実現。とくにサスペンションシステムは21%軽量化されているため、バネ下重量が軽く、それが卓越した運動性能を実現してくれる。
インテリアでは先進のコネクティビティシステムに注目したい。標準装備となる8インチワイドディスプレイをインターフェースとして採用した「シボレーMyLink」は、音楽や写真、動画再生機能などが充実。またメーターパネルにはアナログメーターに加えてパフォーマンスおよびインフォテインメントに関する情報を表示する8インチダイアゴナル高解像度センサー・カラータッチスクリーンを装備。Bose社のプレミアムオーディオシステムに加え、“Apple CarPlay”、“Android Auto”にも対応している。