GMジャパンは2023年10月5日、半世紀以上の歴史を持つ「シボレー カマロ」の6代目の生産を2024年1月に終了すると発表した。
最終章を飾る限定モデル「シボレー カマロ ファイナル・エディション」は「カマロ SS」をベースとした国内限定50台のスペシャルモデルで、発売が開始された。また、「シボレー カマロ SS」6代目の最終モデルは、一部仕様変更と価格を改定し、同時に発売する。
■ シボレー カマロ ファイナル・エディション
カマロは1967年に初代モデルを発売して以来、現在の6代目に至るまでパフォーマンス、スタイリングとともに最新技術を投入しながら進化を続けてきた。究極の走行性能と静粛性を兼ね備えたアメリカン・スポーツクーペの象徴的モデルとして絶大な人気を得てきた。
「ファイナル・エディション」は、6.2LのV8エンジンを搭載。力強いフロントマスクを備える「カマロ SS」は白と黒の2色のボディカラーを設定。そしてルーフトップにまで伸びるセンターストライプを採用することで、シンプルながら白と黒のコントラストが際立つスタイリッシュな2トーンカラーとなっている。
そしてラギッドなジェットブラックで統一されたインテリアのフロントシートには、レカロ社のパフォーマンス・バケットシートを装備している。
また特別な1台として、ステアリング下部と助手席グローブボックス左上部に限定車専用プレートを装備。フロアマットも限定車専用となっている。
なおこのファイナルエディションは日本仕様の限定モデルで、本国で発表された北米向けのみのコレクターズ・エディションとは仕様が異なっている。
仕様と価格
■ シボレー カマロ SS 最終モデル
根強い人気の「シボレー カマロ SS」の現行6代目の歴史に幕を下ろす最終モデルは、一部仕様が変更され、価格を改定し、上記限定モデルと同時発売される。
エクステリアカラーは、ブラック、サミットホワイト、レッドホワイト、リバーサイドブルーメタリックの4色を設定。(インテリアカラーとのコンビネーションは固定)。
装備変更点は、通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」を廃止しているが、Apple CarPlay、Android Autoは利用できる。