【キャデラック】ハイパフォーマンスEV “LYRIQ- V”の国内導入決定

GMジャパンは2026年3月25日、キャデラックのラグジュアリーEV「リリック」をベースに開発した高性能スポーツモデル「リリックV」を日本市場に導入すると発表した。注文の受け付けは6月21日までの期間限定で、デリバリーの開始時期は2027年初頭の予定だ。

リリックVは、キャデラックのパフォーマンスブランドである「Vシリーズ」初のフル電動クロスオーバーSUVだ。最新EVとしての先進の技術、傑出したパフォーマンス、キャデラックならではの洗練されたラグジュアリーが融合したハイエンド・モデルというポジショニングである。

リリックVのボディサイズは全長5005mm、全幅1985mm、全高1640mm、ホイールベース3095mmというミッドサイズ。ベースモデルのリリックとの違いは全長が10mm長く、エクステリアは、ダークカラーに仕上げられた専用の22インチのリバースリムVシリーズ・スタイル・ホイールを装着し、独自のフロントフェイシアおよびサイドロッカーデザイン、Vシリーズのロゴバッジを備えている。

インテリアは、Vシリーズ専用の33インチ・ディスプレイや、VバッジやVモードボタンを配置したステアリングホイールを装備。

前席はヘッドレスト部にスピーカーを内蔵する「V」ロゴ付きのパーフォレーテッドナッパレザーシートだ。なお、AKG製オーディオ・システムは走行状態に対応したサウンドも生成する。

インフォテイメントは「Googleビルトイン」の搭載により、車両が常にインターネット回線と接続され、必要なデータ通信は新車から8年間無償で利用できる。「Googleマップ」、「Googleアシスタント」、「Googleプレイストア」を通じたさまざまな機能にアクセスでき、音声によるエアコンの温度調整、ナビゲーション操作、音楽再生、メッセージ送信、通話などが可能。また、アプリをダウンロードすることで駐車中の映画視聴やウェブ閲覧も楽しむことができる。

さらに、「myCadillacアプリ」を使用することで、現在の車両状態もスマートフォンから確認できる。

プラットフォームは高性能ラグジュアリーEV用のBEV3アーキテクチャーである「アルティウム」(EV技術パッケージ)だ。したがって最新の電子プラットフォーム、無線通信ソフトウエア・アップデート技術なども網羅されている。

駆動システムはe-4WDで、前後アクスルにそれぞれ永久磁石同期型モーターを搭載する4WDシステムは、トータル出力646ps、トータル最大トルク904Nmを発生する。専用ドライブモードを選択することで、キャデラック史上最速となる0-96km/h加速3.3秒(ヴェロシティマックス・モード)というハイパフォーマンスを発揮することができる。

搭載するバッテリーは95.7kWhで、航続距離は標準リリックよりわずかに短かく、ヨーロッパWLTPモードで471km、日本のWLTCモードでは約500kmとなる予定だ。バッテリーはアルティウム・シリーズで、パウチタイプの3元系リチウムイオン・バッテリーを採用。

シャシーは、専用にローダウンされたスポーツ・スペックの5リンク・マルチリンク式サスペンションで、ラグジュアリーSUVにふさわしい快適性と、パワフルな走り、俊敏な旋回性能を追求。フロントブレーキにはブレンボ製6ピストンブレーキキャリパーを装備。

走行モードは5種類から選択可能。「ツアー」、「スポーツ」、「スノー/アイス」に加え、アクセルレスポンスやブレーキフィール、サスペンション、ステアリング、サウンド効果に至るまで、各種の設定を好みに応じて記録できる「マイモード」、さらにVモデル専用の「Vモード」が設定されている。

Vモードはマイモードと同様にドライバーがカスタマイズ可能で、Vモードボタンを2度押すことで、通常走行時の車両姿勢電子制御を抑えて走りのパフォーマンスを高める「コンペティティブ」モードに切り替わる。さらに長押しすれば、ローンチコントロールが利用できる「ヴェロシティマックス」モードへと移行し、レース由来の圧倒的なパワーと加速を生み出す。ただし、コンペティティブモードとヴェロシティマックスモードは、サーキット、クローズドコース限定での使用となる。

価格(税込み)

キャデラック リリックV:1890万円

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