ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラックの中核を担うモデルであるミドルサイズ・ ラグジュアリー・セダン、「キャデラックCTS」をマイナーチェンジし、全国のキャデラック正規ディーラーネットワークで2017年5月20日から販売を開始した。
今回のマイナーチェンジではフロントグリルをより力強く洗練された新デザインに変更。クラス初のリヤカメラミラーを導入し安全装備を追加するなど、スタイリング・装備をさらに充実させている。同時にメーカー希望小売価格(税込)も745万円に引き下げている。
さらにゼネラルモーターズ・ジャパンは同日、「キャデラックATSセダン」と「キャデラックCTS」の特別限定モデル「シルバームーンライトエディション」を各5台の限定で発売する。メーカー希望小売価格は「キャデラック ATSセダン シルバームーンライトエディション」が585万円、「キャデラック CTS シルバームーンライトエディション」が755万円となっている。
このシルバームーンライトエディションは、月の輝きをイメージしたシルバーのボディカラーがポイントとなるモデル。インテリアカラーはジェットブラックとなっている。
またキャデラック・レーシングの血統を受け継ぐスポーツセダン、Vシリーズの「CTS-V」をベースとした限定モデル「キャデラックCTS-Vカーボンブラックパッケージ」も6月3日に発売。国内販売台数は4台のみという超希少なスーパースポーツモデルは1490万円という価格設定となっている。
649psと855Nmという出力の6.2L V8エンジンを搭載しているCTS-Vは、0−60mph加速が3.7秒という俊足を誇っている。今回のカーボンブラックパッケージでは、カーボンファイバーのエアロパッケージやレカロの16ウェイパワーシート、19インチアルミホイールなどを採用。ボディカラーにはセーブルブラックとクリスタル ホワイト トゥリコートの2色をラインアップし、インテリアにはジェットブラック+Vカーボンファイバーインテリアトリムを採用している。