【GM】キャデラックが2012年夏に新型セダンを2車種デビューさせると発表

米国ゼネラルモーターズ(GM)北米の社長であるマーク・ロイスはアメリカ現地時間の2011年8月4日、大型ラグジュアリー・セダンの「XTS」と、コードネームを「ATS」とするコンパクト・スポーツセダンの2モデルを2012年の夏に発表し、順次発売していくことを明らかにした。

↑2010年のデトロイトショーに出展されたコンセプトカーの「XTSプラチナム」。

2012年に発売されることが確実な大型セダンのXTSは、2010年のデトロイトショーで初公開された「XTSプラチナム・コンセプト」の市販バージョン。前輪駆動またはAWDシステムが搭載されている。

また、2012年の夏に発表されるコードネーム「ATS」とするキャデラックは後輪駆動であることが明らかにされた。さらに、BMWの3シリーズ、メルセデス・ベンツのCクラス、アウディA4などと競合する最大のマーケットに参入することも明言している。

↑XTSについては、現段階ではこのスケッチのみが公開されている。

ロイス社長は、「CTSから始まったキャデラックのルネサンスは、まだまだ勢いがあります。XTSはキャデラックの伝統である大型ラグジュアリーカーのリーダー的な存在に、ATSはラグジュアリーカー市場のCセグメント向けに、新しいチャプターを切り開くことになります」とコメント。

さらに、「この2台のニューモデルの導入により、キャデラックのサイズバリエーションが一段と増え、ATSを最小サイズ、またXTSを最大サイズとし、CTSセダンやクーペ、ワゴンファミリーなどを中間に位置づけた新たなラインアップができあがることになります」と述べた。

GMはキャデラックXTSの生産拠点として、カナダ・オンタリオ州にあるオシャワ工場へ11.7億ドルを投資する予定だ。同時に約400名を雇用する。

キャデラック公式Web

ゼネラルモーターズ・ジャパン公式Web

COTY
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