【フィアット】車名を全世界共通で「プント(PUNTO)」に変更し、内外装もリフレッシュ

新型プントの画像

フィアット クライスラー ジャパンは2012 年8月24 日、新型「プント(PUNTO)」を9月1日から販売すると発表した。これは従来「プント エヴォ(EVO)」の名称で販売していた5ドアハッチバックモデルで、今回より全世界共通で名称をプントに変更し、外観や内装も一新している。日本市場向けは当面「LOUNGE」(ラウンジ)のモノグレードで、価格は230万円(消費税込み、以下同)。ステアリング位置は右のみとなっている。

新型プントのエクステリアではボディ同色のバンパーを採用。またボディカラーには従来からのイージーリスニングホワイトとクロスオーバーブラックに加えて、新色としてアランチャとグラムロック ブルーを導入。ただし標準設定カラーはクロスオーバーブラックのみで、それ以外の色はオプション扱いとなる。

一方で、ブラックオンリーのインテリアには、カスティーリョ製のバケットタイプのスポーツシートや、レザーのステアリングやシフトノブなどで質感の向上を図ったほか、ストーンエンボス加工を施したソフトタッチのインストルメントパネルを新たに採用。さらに助手席側のネットポケットや大容量のドアポケット、照明付きグローブボックスなども追加して、実用性の向上にも努めている。

パワートレーンは従来モデルを踏襲している。1368ccの直列4気筒SOHC エンジンとATモード付き5速シーケンシャルトランスミッションのデュアロジックで前輪を駆動。最高出力は57kW(77ps)/6000rpm、最大トルクは115Nm(11.7kgm)/3000rpm。アイドリングストップ機能のSTART&STOPシステムも引き続き採用している。

安全面でも前席のアクティブヘッドレストや合計7 つのエアバッグなど、従来からのデバイスを新型でも採用している。アクティブセーフティの面でも、コーナリングランプ機能付きフロントフォグランプを標準で装備。さらに加速時のホイールスピンを制御するASR、シフトダウン時のエンジンブレーキトルクを制御するMSRなどを統合制御して、車体の走行安定性を高める電子制御デバイスESPを引き続き装備している。

なお新型プントでは、これまで所定の契約料が必要だったメンテナンスプログラム「フィアットイージー ケア」を標準で付帯。このサービスは3年間、専門スタッフによるサポートを提供するものとしている。

フィアット公式Webサイト

COTY
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