FCAジャパンは2020年9月8日、フィアット500/500Cに、マニュアルトランスミッションや特別装備を採用した230台の限定車「500/500Cマヌアーレ・ピゥ・チエロ」を設定し、9月19日から発売すると発表しました。
この限定車は、通常の500シリーズには設定のないマニュアルトランスミッションを採用し、さらに内外装に特別装備を付与した限定車です。
イタリア語でマニュアルを意味する「マヌアーレ」仕様であることに加え、車内から空を見渡せることから、プラスを意味する「ピゥ」、空を表す「チエロ」を融合した「マヌアーレ・ピゥ・チエロ」という名称となっています。
ハッチバック仕様は固定式グラスルーフの採用により、クローズドボディでありながら開放感のある車内空間を実現。一方、カブリオレ仕様にはワンタッチで展開するブラックの電動開閉式ソフトトップが組み合わされ、オープンエアドライブを気軽に楽しめます。
ボディカラーは、限定車専用となる新色ポルトフィーノグリーンを採用。特別色のマットカラーがエクステリアのアクセントです。また、スポーティな形状のフロントおよびリヤバンパーや16インチの専用アルミホイールも装備しています。
インテリアは、レザーの質感が漂うテクノレザーとファブリックを組み合わせたブラックのコンビネーションシートを採用。ダッシュボードパネルはボディカラーとコーディネイトされたマットグリーン仕上げとされ、プレミアム感が高められています。
エンジンは、排気量875ccの2気筒ターボエンジンTwinAir(最高出力85ps)を搭載し、力強い走りと26.6km/L(JC08モード)の低燃費を両立しています。
価格
フィアット500マヌアーレ・ピゥ・チエロ(155台限定):276万円(税込み)
フィアット500Cマヌアーレ・ピゥ・チエロ(75台限定) :295万円(税込み)