FCAジャパンと住友三井オートサービスは、FCAジャパンとしては初となる個人向けカーリース商品「パケットFIAT（フィアット）」を共同開発し、10月1日（月）に、全国のフィアット正規ディーラーを通じて販売開始する。
「パケットFIAT」は、FCAジャパンと住友三井オートサービスが共同開発したリース期間5年の個人向けカーリース商品で、対象車種はフィアットブランドで主力小型車の「Fiat 500（フィアット・チンクエチェント）」。
フィアット・チンクエチェントは、多様化するライフニーズに、時代の垣根を越えて応え続ける往年の名車として、今尚沢山のユーザーに愛されている。「パケットFIAT」は、近年の個人リース需要の高まりを背景に、幅広いユーザー、特に初めてのカーライフを迎える人に、チンクエチェントを気軽に、そして安心して長く乗ってもらいたいと願う両社の強い思いから開発された。この商品には、FIATオリジナルのメンテナンスプログラムや延長保証が含まれているのもポイントだ。「パケットFIAT」のお求めはフィアット正規ディーラーで、そして契約締結は住友三井オートサービスとの間でとなる。
「パケットFIAT」のメリット
毎月のリース料には、通常クルマの購入時にかかる車両代・登録諸費用などのほかに、自動車税（毎年）、重量税・自賠責保険料（3年目継続車検時）、パケットFIATオリジナルのメンテナンスプログラム、及び通常保証3年＋延長保証2年が含まれている。また、ドライブレコーダー、バックカメラ、スタッドレスタイヤといったアクセサリーも追加オプションとして選択できる。
1.わかりやすい一律料金
利用者は、クルマの維持管理に要する各種費用込みのリース料金を毎月一定額で支払う。その結果、年一度の自動車税納税や3年目継続車検時の費用支払いといった一時的な出費を抑えることが可能になる。
2.安心の5年間保証と正規ディーラーメンテナンス
クルマの点検・整備には、全国正規ディーラーで受けることができる5年間保証とメンテナンスがパッケージされているので、利用者は安心して車両を利用することができる。
3.充実のオプション契約
利用者のニーズや嗜好に合ったアクセサリーやオプションが用意されている。なお、これらのオプションを追加した場合には、別途オプション料金が月々のリース料に加算される。また、FCA自動車保険プランを追加することも可能。
開発背景
近年、クルマの所有及び用途のニーズが多様化するのに伴い、現金購入やローン設定以外の選択肢でクルマを選ぶユーザーが増加。2018年3月末時点のリース車保有台数に占める個人向けカーリースの占有率は7.1％と、2017年3月末に比しておよそ24％増えている。
カーリースは、「将来にわたってかかるクルマの維持費」が、毎月支払うリース料に含まれている。これは、一般的な携帯電話契約の場合で例えると、毎月定額で支払う携帯電話の機器購入代金が車両代に、それ以外の通話料やインターネット接続料金といったコストが整備代やガソリン代などに相当する。結果として、クルマを所有、使用するのにかかる費用が、家計簿上わかり易くなるといったメリットがあることも想定される。
個人向けカーリースプログラム「パケットFIAT」は、従来の現金購入やローン設定に加え、新たな“フィアット500オーナーへの道”を作ることになる。2007年に登場し、今でも高い人気を誇るフィアット500だが、これからさらに、販売が加速するきっかけになるか？
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