フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは2012 年6 月28 日、革新的な2 気筒ユニットであるツインエアエンジンを搭載した500 Twin Air の特別仕様車、「500 Twin Air SPORT(チンクエチェント・ツインエア・スポーツ)」と「500 Twin Air SPORT PLUS(同スポーツプラス)」を7 月4 日より全国合計650 台限定で発売すると発表した。
今回は2007年7月4日にイタリア本国で発表された現行モデルの500が、デビュー5周年を迎えたことを記念してのスペシャルバージョンだ。インタークーラー付きターボを搭載した875ccの2気筒エンジンには、2種類のトランスミッションを組み合わせている。400台限定の「500 Twin Air SPORT(以下スポーツ)」には、現行の500/500C Twin Airと同様のATモード付き5速シーケンシャルトランスミッションのデュアロジックを搭載。そして250台限定の「500 Twin Air SPORT PLUS(以下スポーツプラス)」には、ツインエアエンジンでは日本初導入となる5速マニュアルトランスミッションを搭載している。
その他の仕様・装備は1.2LのNAエンジンを搭載する「500 1.2 SPORT」の5速MTモデルをベースとしており、リヤのルーフスポイラーやブラック基調のスポーツシートを装備。またスポーツプラスにはピアノブラックのルーフ(スポイラーも同色に)が採用されている。