フィアット・オートモビルズは、世界的な自動車コンサルタント調査会社であるJATOダイナミクスによる調査で、フィアット・オートモビルズ・ブランドの、2010年度ヨーロッパ販売車両CO2排出量の平均が123.1g/kmと、前年比4.7g/km減少し、乗用車単一ブランドとして4年連続して、欧州でもっとも排出量が少ないブランドであると発表した。
また、フィアットグループ全体のCO2排出量の平均は125.9g/kmと、前年よりも5g/km減少し、欧州市場域内で最もCO2排出量の少ない自動車メーカーグループとなった。
フィアット・オートモビルズは過去4年間で、乗用車1台あたりの平均CO2排出量を137.3g/kmから123.1g/kmへと10%削減した。この数字は、EUの2015年目標値130g/kmを、すでに大幅に下まわっている。