フェラーリ、最新のスペシャル・シリーズ「488ピスタスパイダー」をワールドプレミア

フェラーリは2018年8月25日、最新のスペシャル・シリーズ、「488 Pista Spider(ピスタ スパイダー)」をアメリカで開催されている「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018」でのワールドプレミアで発表した。
Ferrari 488 Pista Spider

「488 Pista Spider」は、マラネッロの50代目となるドロップトップ・モデルとなる。2018年に3年連続となるインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを獲得し、世界のベストエンジンに選出された3,902cc V8ツインターボエンジンは、フェラーリ史上もっともパワフルで、最高出力720hp/8,000rpm、最大トルク78.5kgm/3,000rpmを誇る。
 


また、エクステリアはエアロダイナミクス効率、完成度の高いフォルム、レーシングスピリットという3つの要素の完璧な融合を維持をさせるというコンセプトをもとにまとめられ、フロントから後方に向かって広がりながらスポイラー脇のリアホイールアーチ後端まで続く車体中央に施されたカラーリングにも、このデザイン・コンセプトが示されている。車体を流れる気流をイメージさせるこのスピード感あるストライプによって、ボディラインの魅力が強調された。
軽量化も推し進められ、妥協なく素材を採用した結果、乾燥重量は1380kgに抑えられている。

エクスエリア同様、インテリアも軽量素材パーツの導入とコンポーネントのスリム化が積極的に推し進められた。多岐にわたるカーボンファイバーとアルカンターラの採用に加えて、フロアはカーペットからパターンが刻まれたアルミ製フットプレートに変更され、また、ドライバー側のドアハンドルもシンプルなストラップに置き換えられている。

488 Pista Spiderには、「488 Challenge(チャレンジ)」と「488 GTE」による世界的なレース活動をとおして得られたノウハウが注ぎ込まれた「488 Pista(ピスタ)」の技術がそのまま引き継がれた。このスペシャル・シリーズの8気筒コンバーチブル・モデルに合わせて磨き上げられた運動性能は、鋭い加速と制動効率、素早いギアシフト、正確無比な操作性、グリップ、安定性、優れた操舵性といった数々の特性を誇るという。
 
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