フェラーリ F-1日本GPに合わせて限定799台の「F80」を日本初披露 価格は5億円超?!

フェラーリ・ジャパンは2025年4月2日、F1日本グランプリが開催されるタイミングに合わせて、世界限定799台のスペシャル・モデル「F80」を日本で初披露した。

F80は、2024年10月に世界初公開されたハイブリッド・ハイパーカーだ。フェラーリにとっては1984年に誕生した「GTO(288GTO)」から「F40」、「F50」、「エンツォ」、「ラ フェラーリ」と続く“スペチアーレ”(スペシャルモデル)の最新作となる。

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F80は、世界耐久選手権(WEC)シリーズのル・マン24時間レースで、2023年、2024年と2連覇したフェラーリのWECマシン「499P」と同じアーキテクチャーを採用しており、パワートレインはV型6気筒ターボ・エンジンと800Vハイブリッド・システムの構成となっている。

排気量3.0Lの120度V型6気筒のF163CF型エンジンは900psを発生。リッター当たり出力は300ps/Lという驚くべきレベルにある。そしてフロントの左右2基の電動モーター(e-4WD)、リヤアクスルと一体化されたリヤ・モーター(MGU-K)により300psが追加される。エンジン本体は世界耐久選手権用エンジンの直系で、電動ターボ、MGU-Kの技術はF1エンジン由来だ。

フェラーリとして初となる電動ターボ「eターボ」や、F1やWECで培われたエアロダイナミクス、ブレンボと共同開発した「CCM-R Plus」と呼ばれるブレーキシステムなど、最新の技術を投入。0-100km/h加速タイムは2.15秒。最高速は350km/hで、250km/h走行時には1050kgにおよぶダウンフォースを発生する。

ボディサイズは、全長4840mm、全幅2060mm、全高1138mm、ホイールベース2665mm。ボディは専用設計の総カーボン製で、上方に向かって開く2軸式バタフライ形ドアを採用。運転席側には、助手席側から長い衝撃吸収構造を設けつつ車両重量の軽量化を追求している。

インテリアは単座席のフォーミュラカーがイメージされ、まるでクローズド・コクピットのF1のようになっている。このコンセプトにより「+1」というコクピット・レイアウトが誕生している。

そのため、助手席シートはドライバーシートより後方にオフセット。この結果、全幅を狭め、空力性能を高めることが可能になっているのだ。

まさに公道を走るWECマシンというにふさわしいスーパースポーツカーだ。なお、このF80は現在、型式認証を取得中で、デリバリー開始は2025年後半となる見込み。

日本市場での発売時期は未定。なお、価格はイタリアでの標準価格が360万ユーロ(約5億8500万円)とされている。このように超高価格にもかかわらず、すでに世界中から予約希望が殺到しているといわれている。

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