フェラーリ・ジャパン、ニコル・コンペティツィオーネは2024年2月20日、フェラーリ・プレオウンドカー(認定中古車)販売や、サービスセンターを合わせた複合施設「Nicole Competizione(ニコル・コンペティツィオーネ) プレオウンド・ショールーム&サービスセンター」をオープンし、営業を開始した。
フェラーリのプレオウンドカー販売とサービスセンターを併設したフェラーリ認定工場として日本最大規模となる。
Nicole Competizioneは、2014年2月から横浜エリアでフェラーリの販売を開始した。そして10周年にあたる2月に「Nicole Competizione プレオウンド・ショールーム&サービスセンター」を第三京浜道路、首都高速・神奈川7号横浜北線の港北インターチェンジ出口正面という好立地に設立したのだ。
総床面積4191m2、プレオウンドカー展示13台(2フロア)、購入者の納車式を行なうデリバリーセレモニー専用スパース、サービスワークベイ13台、点検整備のための預かり車両とプレオウンドカーの保管スペース47台以上を有する大規模な拠点だ。
サービスワークベイでは、フェラーリチャレンジカーなどレース用車両、スリックタイヤにも対応できる最新のレーザー式精密アライメントテスターなども取り揃えている。
ワークスペイはリフト6基を備え、吊り下げ式の空調ダクト、壁面にビルトインされた自動給油機、同じくビルトインされた整備ツールボックスなど白く塗装された床面、ツール類はブラックで統一されるなど、より作業しやすく快適なスペースとするなど、海外のフェラーリ・サービスセンターと同レベルに仕上げられており、オーナーは作業風景も見ることができるようになっている。
さらにワークフロアには、ハイブリッド・モデル専用のワークベイや、今後のPHEV、EVモデルに対応する高圧バッテリー保管の専用スペースも設置されている。
さらに撮影専用ブースなども取り揃え、様々なニーズに対応できる設備が完備されている。
また、フェラーリ認定工場にふさわしく最新のCIが導入され、イタリアならではの洗練されたデザイン、ラウンジのような居心地の良さなど、フェラーリの世界観が体験できる顧客スペースも多数用意されている。
オープニング・セレモニーでは、フェラーリ・ジャパンのドナート A ロマニエッロCEOは、Nicole Competizioneの創業10周年と、今回の新店舗オープンを祝し、長年に渡りフェラーリ・ジャパンとのパートナーシップに対する感謝を延べ、「横浜エリアにフェラーリ文化をさらに広め、お客様にフェラーリのDNAをより身近に体験いただき、満足度を高めていただきたい」と語った。
またNicole Competizioneの親会社であるペンスキー・オートモーティブ・グループのランドル・シーモア国際事業COO、Nicole Competizioneのミヒャエル・ヴィット社長は来場者に、「カスタマーのために、世界で一番のフェラーリディーラーを目指します」とスピーチを行なった。