2014年12月3日、フェラーリはアブダビのヤス・マリーナ・サーキットにおいて、フェラーリFXX Kを世界初公開すると発表した。
このモデルはフェラーリ初のハイブリッドモデルをベースにしたサーキット専用モデルで、2015年から世界各国のサーキットを走行する予定だ。車名の「K」は、サーキットでのパフォーマンスを最大化させるために搭載したエネルギー回生システム「KERS」に由来する。
このFXX Kはレースなどに出場することはなく、ホモロゲーションやレギュレーションに縛られることなく技術革新のみを追求して開発されている。この車輌を使って限られたオーナー・テスト・ドライバーのために2年間のドライビング・エクスペリエンス・プログラムを実施する予定だ。
搭載されるエンジンはV型12気筒6262cc。これにKERSシステムが組み合わされ、最大出力はエンジン860hp+電気モーター190hpとなっている。