640ps V8ツインターボが吠える 新型「フェラーリ アマルフィ スパイダー」誕生

フェラーリ本社は2026年3月12日、マラネロでV8ツインターボエンジンをフロントミッドシップに搭載した、新型スパイダー「アマルフィ スパイダー」を発表した。

「アマルフィ スパイダー」は、2025年8月に発表された「アマルフィ」から派生のオープンモデルである。

Z字型の折りたたみ機構のコンバーチブル・トップは、4色のテーラーメイドファブリックまたは2色のテクニカルファブリック製から選択ができる。もちろんこのコンバーチブルトップはリトラクタブルハードトップ(RHT)に匹敵する遮音性、断熱性を備えている。車速60km/hまでであれば13.5秒でのオープン/クローズが可能である。

オープン走行時には、ボタン操作式の一体型ウィンドディフレクターで乱気流を抑え、オープンエアドライビングの快適性を向上させている。

ボディサイズは全長4660mm、全幅1974mm、全高1305mm、ホイールベースは2670mmで「アマルフィ クーペ」と全く共通だ。

最高回転数は7600pmという高回転型で、最高出力640ps/7500rpm、最大トルク760Nm/3000~5750rpmを発生する排気量3855ccのV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、トランスミッションは8速DCT、駆動方式は2WD(FR)を採用している。動力性能は、最高速は320km/h、0-100km/h加速は3.3秒を記録する。

またエンジンサウンドも、フラットプレーン・クランクシャフト、等長エキゾーストマニホールドを活用し、比例制御バイパスバルブ式のエキゾーストシステムによりフェラーリならではの高揚感のあるサウンドを生み出している。

シャシーには最新技術も搭載され、ブレーキbyワイヤー、ABS evo、サイドスリップコントロール6.1、タイヤグリップ推定能力を持つ電動パワステアリングを装備しており、6軸センサーの活用により高精度な車速、各ホイールの最適なスリップ率を推測し、制動力や駆動力の分配、ボディのヨーコントロール、上下動の制御を実現している。

エアロダイナミクスは、フロントのヘッドライト上部のバイパスにより車両前部とエンジンルームを接続し、空気圧力を低減するとともにエンジンルームの最適温度管理を実現。また、車両フロントアンダーボディに一体化されたボルテックスジェネレーターとリヤのディフューザーによってダウンフォースを強化するとともに、リヤには可動式ウィングを装備している。

インテリアは、デュアルコックピットレイアウトでデザインされたアマルフィ・クーペと共通で、物理ボタン付きステアリングホイールや一体型センターディスプレイなどを装備。スパイダーならではの特徴として、後席の背もたれ部分に、オープントップ走行時の乱気流を軽減し快適性を向上させるウインドディフレクターが備わっている。

ラゲッジ容量は、ルーフを閉じた状態で255L、ルーフを開きキャビン後方に格納した状態で172Lとなる。

装備では、最新の高度運転支援システム、テレマティックスを装備し、日常での安全性、利便性を備えている。

なお、「アマルフィ スパイダー」は現時点では型式認証申請中で、デリバリー開始時期は未定になっている。

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