プジョー・シトロエン・ジャポンは2018年10月3日、DSオートモビルのコンパクトカー「DS3」にカフェレーサーをモチーフとしたカスタマイズを施した「DS3 CAFÉ RACER(カフェレーサー)」を発表、全国のDS STORE、DS SALON、DS URBAN TOKYOにて販売を開始した。
「DS3」は2010年5月のDSシリーズ日本市場投入第一弾モデルとして登場以来、パーソナライゼーションを活用したさまざまな限定車が話題となっている。
今回、日本市場に投入した「DS3 CAFÉ RACER」は、よりワイルドなテイストを強調したカスタマイズモデルとして、マットブラックに処理したDSウィングのグリル、ルーフトップやDS3を特徴づけるサイドのシャークフィンに施されたグラフィック、ナッパレザーのウォッチストラップシートなどを誂えた特別仕様となっている。
モチーフは“カフェレーサー”
1960年代に英国エースカフェを中心に興ったモーターサイクルカルチャーの一つで、市販モーターサイクルの装備品をはぎ取り軽量化と当時のレーシングスタイルを取り入れたカスタマイズしたバイクと、カフェからカフェへと巡ったワイルドなライダーたちのライフスタイルが、大きなムーブメントとしてヨーロッパのみならず世界中に広がったものだ。そして今では、このカフェレーサーのスタイルは、時代性を取り込み、モーターサイクルにとどまらない一つの大きなファッショントレンドを形成するに至っている。
今回の「DS3 CAFÉ RACER」は、そんなワイルドかつネオ・ヴィンテージな世界観を、DS3というキャンバスに表現したファッショナブルな一台に仕上がっている。
スペシャルグラフィック:60年代カフェレーサースタイルをネオ・ヴィンテージに再解釈
ルーフトップにはDSオートモビルの祖・DSが生まれた1955年を示すローマ数字MCMLV(M=1000、CM=900、L=50、V=5)とヴィンテージ風にデザインしたDSの文字、車名からとった「3」の周りにはWRCでの勝利を象徴する栄光の月桂冠、さらにカフェレーサー発祥の地であるエースカフェのロゴのクローバーなどをあしらっている。また、DS3ならではのドアのシャークフィンにも月桂冠と3の文字をあしらった。
ナッパレザーシート:フランスのサヴォワフェールをコンパクトカーにも
インテリアもまた特別感あふれる仕掛けが施されており、シートはDSオートモビルのシグネチャーでもあるウォッチストラップをモチーフとしたナッパレザーのシート。そこにヴィンテージを想起させるクレームパルテノンのダッシュボードカラーとBruno Michaudのグラフィックが特別感を醸し出している。そこにCarPlayとAndoroid Autoに対応したタッチスクリーンとBruno Michaudのクラシックなグラフィックを設置、モダンとクラシックの融合したネオ・ヴィンテージともいえるテイストとなっている。
オーナーノベルティ:DS3 CAFÉ RACERモノグラムシルクスカーフ&チーフセット
「DS3 CAFÉ RACER」オーナーのためのシルクスカーフとポケットチーフが付属。デザイナーのBruno Michaudが、このために手がけたモノグラムをあしらったスペシャルアイテムとなっている。
【DS3 CAFÉ RACER】
・パワーユニット:
1,190cc 直列3気筒ガソリンターボ
81kW (110ps)/5,500rpm
200Nm/1,500rpm
・トランスミッション:EAT6(6速AT)
・車両本体価格(税込):3,050,000円
※価格にはペイントオプションが含まれます。
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