ステランティス 最新のシトロエンC4ハイブリッドを発売 

ステランティス・ジャパンは2025年3月27日、シトロエンのCセグメントのハッチバック「C4」の最新ハイブリッド・モデルを発売した。

C4は、独創的なスタイリング、独自のサスペンション・システム、アドバンストコンフォートシートなどがもたらす優れた乗り心地が特長の5ドア・ハッチバックモデルだ。

今回追加される「C4」は、シトロエン初のハイブリッドモデルで、燃費は23.2km(WLTCモード)を達成し、輸入車のCセグメント・モデルの中でトップの燃費性能を達成している。

ハイブリッドシステムは、約40%が新設計の部品を採用している専用開発の1.2Lピュアテック3気筒ターボエンジン(EB2L型)と、48V電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチトランスミッション(呼称:DCS6)を組み合わせた、新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムだ。

専用開発の1.2Lピュアテック3気筒ターボエンジンは、出力136ps(100kW)/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpmを発生。ターボチャージャーは可変ジオメトリー・ターボを採用。そして可変バルブタイミング機構を備え、ミラーサイクル運転を行なうようになっている。モーター出力を考慮したシステム出力は107kW/145psとなる。

DCS6ユニット内部に組み込まれた永久磁石式同期モーターは、ピーク出力21kW(28ps)、トルク55Nm。スタート時はエンジンスターターとして機能し、走行時の加速アシスト、電力のみでのEV走行、減速時のエネルギー回生を担当し、市街地での実用燃費を飛躍的に向上させ、ガソリンエンジン車に比べCO2排出量、燃料消費は20%削減できる。市街地などでの電力のみでの走行は最高30km/h。

なおDCS6の内部にはモーターだけでなくインバーター、コントロールユニットも内蔵されている。そしてデュアルクラッチ式トランスミッションのため、変速は瞬時に行なわれ、トルクの途切れもない、爽快な加速フィールを実現している。

電装系は48V電圧をコンバーターにより48V系と12V電装系に分割して使用される。容量898Whの48Vのリチウムイオン・バッテリーは左側フロントシート下に搭載されている。

このハイブリッド・モデルは、シトロエン創業時のロゴをオマージュした新型シトロエンバッジをセンターに配している。

標準装備のLEDヘッドライトは、3つのセグメントに分割された特徴的なライトシグネチャーを備えている。遠くからでもすぐにシトロエンだと認識できるヘッドライトは、新しいシトロエンのデザインアイデンティティを表現している。

また、フロントバンパー下部に、シルバークロームのスキッドプレートを組み込み、垂直に伸びるサテンゴールドのカラークリップがデザインを際立たせている。

リヤはCITROENのアルファベットのオーナメントを配置。リアライトもLEDで、フロントライトと同様に、3つのセグメントに分割されたライトシグネチャーを採用している。

インテリアでは、アドバンスト・コンフォートシートを装備。ホワイトが基調のこのシートには、アルカンターラとテップレザーを使用し、シート縁にはオレンジ色のステッチを施している。

シート座面内部には、15mm厚のフォームパッドを使用し、サスペンションの「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」と合わせて、シトロエン独自のしなやかな乗り味を生み出している。

またデジタル・インストルメントパネルは従来5インチから7インチに大型化し、視認性を改善した。

価格

シトロエン C4 ハイブリッド:432万円(税込み)

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