2013年11月5日、プジョー・シトロエン・ジャポンは、東京ビッグサイトにて開催される第43回東京モーターショーのシトロエンスタンドで、シトロエンの最新モデルである「GRAND C4 PICASSO」を日本初公開する。またDSラインの最新作「DS3 CABRIO」、2014年に新エンジンを搭載予定の「C3」を出展すると発表した。
東京モーターショーでのシトロエンのテーマは、ブランドスローガンである「クリエイティブ・テクノロジー」を前面に打ち出し、このテーマに沿って最新の3モデルを展示する。
また、2014年にC3、DS3に搭載されるプジョー・シトロエングループが開発した最新のエンジン、1.2L・3気筒エンジンのカットモデルも展示されるという。これはフリクションの大幅な低減、燃焼効率の向上など最新技術を投入し高効率を実現したエンジンだ。
「GRAND C4 PICASSO」は、今年2月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたモデルで、3列シート・7人乗りのMPVだ。これまでのミニバンの常識を破るスタイリングと、広い室内スペースを持ち、プジョー・シトロエングループが新開発されたEMP2プラットフォームが採用されている。個性的、未来的で明るいインテリア、多彩な先進装備や安全装備をフル装備するこの「GRAND C4 PICASSO」は、2014年秋に日本導入の予定だという。エンジンは1.6Lターボで、6速MTと組み合わされる。最高出力156ps、最大トルク240Nm。価格は未定だという。
「DS3カブリオ」はプレミアムラインのDSシリーズのコンパクト・ハッチバック「DS3」に電動ソフトトップを採り入れたモデルだ。ビークル・パーソナリゼーションをコンセプトにし、ユニークなデザイン、ダイナミックな走りに爽快感、開放感を加えているのが「DS3カブリオ」だ。クラス初となる5シーター・オープンモデルで、電動ソフトトップは3種類設定されている。またこの伝統ソフトトップは120km/hでも開閉できることも大きな特徴だ。
「シトロエンC3」はデザインと実用性、コンフォートさを兼ね備えたコンパクト5ドアハッチバックで、シトロエン・ブランドの基幹となるモデルだ。個性的なデザインのラウンドフォルム、大面積のゼニスフロントウインドウなど、このクルマならでは魅力を備えている。なお、2014年にこのC3に1.2L・3気筒の新エンジンが搭載される。