【シトロエン IAA】「Grand C4 ピカソ」「カクタス・コンセプト」をワールドプレミア フランクフルトモーターショー2013

コンセプトカー「カクタス」 パワートレインはハイブリッドエアを搭載

2013年9月6日、シトロエンは第65回フランクフルトモーターショーでRENEWAL(一新)をキーワードとし、新型「「Grand C4 ピカソ」と、これからのCラインのマニフェストとなるコンセプトカー「カクタス」のワールドプレミアを行なうと発表した。

シトロエンは同社が掲げるブランドシグネチュア、「Creative Technologie」(クリエイティブ・テクノロジー)の旗の下で、新型のユーロ6対応のBlueHDiディーゼルエンジンなど、高効率化されたエンジン、PSAプジョー・シトロエン・グループの新型プラットフォーム「EMP2」の採用など、全てのレンジに対して技術的な攻勢をかけており、新プラットフォームは「C4ピカソ」、今回初登場の「Grand C4 ピカソ」にも採用されている。

ワールドプレミアされる「Grand C4ピカソ」

BlueHDiエンジンは「C4ピカソ」と「 Grand C4ピカソ」用は150ps仕様、DS5は180psバージョンが搭載される。また新たにC4のターボバージョンとしてPureTech ガソリンエンジンも新搭載される。

またシトロエンブランドのスポーツカーにおける「一新」を示す目的でシトロエンのWTTCマシン「C-Elysee WTCC」を発表する。セバスチャン・ローブとイヴァン・ミュラーという2人の優れたドライバーを擁し、2014年のFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦する予定のマシンだ。

2014年からWTCCに参戦するWTCCマシン「C-Elysee WTCC」

 

コンセプトカー「カクタス」は、これからのシトロエンのCラインのマニフェスト的な存在だという。この新しいコンセプトカーは余計なものをそぎ落とし、幸福感を最大限に表現すること、市場が求めるユーザーフレンドリーなクルマと位置付けられ、従来の常識を打ち破る存在だ。シンプルで機能的、軽量化と空力性能に着目した斬新なスタイリングを採用。インテリアはカスタマイズができる空気のカプセルをイメージしたソフトなインテリアとなっている。

自然の素材とフルデジタル+インターネットコネクトを採用したカクタス・コンセプトのインテリア

100%デジタル化されたインターフェイスを採用した、広々としたコックピット、人間的な温かみと快適さ提供するソファータイプのフロントシート、スタイリッシュでリラックスした雰囲気の中に配置されたナチュラルな素材の使用などが特徴だ。パワートレーンは、燃費の低減のためにハイブリッドエア(圧縮空気・油圧モーターによるハイブリッド)を採用している。

 

シトロエン公式サイト

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