シトロエン「C3 エアクロス SUV」にクリーンディーゼルエンジンを追加

ステランティス・ジャパンは2022年7月1日、シトロエン・ブランドのコンパクトSUV「C3 エアクロス SUV」に、クリーンディーゼルエンジンを搭載した「C3 エアクロス SUV ブルーHDi」を追加導入し発売をスタートした。

C3 エアクロス SUVは、どのクルマにも似ていない個性的なデザインと、シトロエンならではのコンフォート性能を兼ね備えたコンパクトSUVで、昨年11月に現行モデルを導入して以来、現代のシトロエンらしいデザイン、クラスを超えた室内空間、リヤシートの前後スライド&リクライニングなどによる優れたユーティリティにより、BセグメントコンパクトSUVマーケットで好評を博している。

これまでの1.2Lピュアテック・ガソリンターボエンジンに加えて、今回クリーンで力強い加速性能と環境性能を両立するディーゼルエンジン「ブルーHDi」を追加導入することになり、用途や走行距離などライフスタイルに合わせて2種類のパワートレインから選択できるようになった。

新しくラインナップに加わった1.5Lのクリーンディーゼルエンジンは、最高出力120ps、最大トルク300Nmを発生。組み合わされるギアボックスは6速ATとなっている。燃費は21.3km/L(WLTCモード)と、BセグメントコンパクトSUVの中でもトップレベルの性能で、エコカー減税の対象であり、使用燃料が安価な軽油であることで優れた経済性を備えている。
ボディサイズは全長4160mm、全幅1765mm、全高1630mmとコンパクトでありながら、ゆとりある室内空間を実現。リヤシートには前後スライド、リクライニング機能付きの6:4分割可倒式を採用。シートを一番前にスライドさせれば、ラゲッジスペース容量は通常の410Lから約520Lに拡大。リヤシートをすべて折りたためば、最大約1289Lにまで拡大できる。さらに助手席のシートバックを前方に倒すことで、約2.4mの長尺物を室内に搭載することも可能だ。

グレード構成は、パノラミックサンルーフ、HiFiスピーカー、グリップコントロールなどを装備した上級仕様の「SHINE PACK BlueHDi」と、16インチホイールを装備したベーシックモデルの「SHINE BlueHDi」の2種類を設定している。

さらに、クリーンディーゼルエンジンモデルの導入を記念して、グレーレザーシートやグレーテップレザーダッシュボードなどを採用し上質なインテリアに仕立てた特別仕様車、C3 エアクロス SUV ブルーHDi Debut Editionを用意している。

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