2014年9月22日、シトロエン本社は10月2日から開催されるパリ・モーターショーに、新たなブランド・コンセプトのもとで新型C1、C4 CACTUS、C4 PICASSO、GRAND C4 PICASSOを出展すると発表した。
今回のパリ・モーターショーでは、「360°にわたるウェルネスのブランド」という新たに再定義したブランド・コンセプトを強く訴求することが注目される。自らのDNAに忠実であり続け、創造性とテクノロジーでウェルネス(豊かな生活)に貢献することが、シトロエンの新しいブランド・コンセプトなのだ。
この新ブランド・コンセプトは、顧客にとって本当に大事なものを重視するカスタマーファースト、さらなるデザイン性、快適性、多くの実用的テクノロジーなどを最適な価格で提供するということを意味しており、創業者のアンドレ・シトロエンのスピリットを継承しているのだ。
パリ・モーターショーに出展されるモデル「C4 CACTUS」は、シトロエンの新しいブランド・ポジショニングをそのまま具現化した最新モデル。Cセグメントの5ドア・コンパクトハッチバックに代わる新しい提案であり、クルマの新しい概念を本質的に問い直すモデルだ。
新型「C1」は実用的で快適、市街地こそがこのクルマが輝く場所だということを体現したAセグメントカーだ。エアスケープ・ルーフが開放的な楽しさを演出する。全長3466mm、全幅1615mm、全高1460mm、ホイールベース2340、車重860kgで、1.0L、1.2Lエンジンを搭載している。製造は従来モデルと同様にトヨタ・プジョー・シトロエン・チェコ(TPCA)製だ。パリ・モーターショーでベールを脱ぐ「CONCEPT C1 URBAN RIDE(コンセプトC1 アーバンライド)」は、より冒険的な雰囲気に仕上げられ、マイクロ・コンパクトカーカテゴリーの個性化に大きな可能性を示すSUVテイストのモデルだ。