2014年9月18日、パリにあるPSA本社は、10月2日から開催されるパリ・モーターショーで、2013年6月にシトロエンから独立したブランドとして新たなスタートを切った「DS」が改めてフランス発のプレミアムブランドであることをアピールする。
出展されるのは、「DIVINE DS(ディヴィーヌDS)」、「DS 3 INES DE LA FRESSANGE PARIS CONCEPT(イネス・ドゥ・ラ・フレサンジュ パリ コンセプト)」の2台のコンセプトカーで、フェイスリフトされる「DS 3」、「DS3 CABRIO」はLEDライト・シグネチュア、最新のオンライン接続サービスが装備されている。
DSが追求するのは、DSならではの独自のスタイル、隅々まで洗練されたディテール、洗練された素材と先進的テクノロジーの3要素だ。
■DIVINE DS(ディヴィーヌDS)
DSブランドのエッセンスとその未来を凝縮したマニフェストを表現した「DIVINE DS」は4ドア・コンパクトセダンだ。力強く、高級感があり、大胆で独特のグラフィックで構成されたデザインを採用。さらにインテリアもまったく新たな提案が採り入れられている。DSのデザインチームは「Hypertypage(イペールティパージュ)」というコンセプトを初採用している。これは3つの世界観の異なるインテリアを、それぞれ組み合わせることができ、独自の個性を演出することができる。
■DS 3 INES DE LA FRESSANGE PARIS CONCEPT(イネス・ドゥ・ラ・フレサンジュ パリ コンセプト)
DSデザイン・センターとINES DE LA FRESSANGE PARISのコラボから生まれた、優雅、ハイセンスでモダンなクルマとなっている。
このコンセプトカーは、シックで斬新、独立心に満ちたパリジェンヌのために練り上げられたスタイルを提案するとしている。サテン地のインクブルーのローブに身を包み、輝くオニキスブラックのルーフ、そしてダイヤモンドコーティングを施した乳白色の17インチ・ホイールが見所だ。またこのコンセプトカーはLEDライト・シグネチュアを具体化するためのスタディという役割も与えられている。