シトロエンは上海モーターショーでDS5を世界初公開した。
上海モーターショーでシトロエンは、中国市場向けに初めてDSシリーズのDS3、DS4を出展した。同時にシリーズの3番目で、より上級のDS5がベールを脱いだ。
DSシリーズ、すなわちプレミアム&ラグジュアリーブランドにふさわしく、彫刻のような美しい存在感のあるデザイン、素材に対するこだわりと作り込み、人間の感覚を重視したチューニング、先進的なテクノロジーなど、シトロエンの意気込みをたっぷり盛り込んでいる。
DS5は美しいデザイン、GTカーとしての資質、ドライビングプレジャーを磨きこんだという。またテクノロジーとしては、最高出力200ps、ハイブリッド4WD、CO2排出力は99g/kmと発表していることから、おそらくターボディーゼルにリヤ駆動モーターの組み合わせと考えられる。
シトロエンブースは提携先の長安汽車ブースと東風汽車ブースのふたつに別れており、DS5は長安ブースに出展している。一方の東風ブースには、Cシリーズを出展。コンセプトカーとしてEVのC ZEROを加えた3台が展示された。
ちなみにC5は2010年1月に中国市場へ投入以来、4万5000台の販売が記録され、世界で最も大きなC5マーケットになっている。