【クライスラー】ジープに新型6速AT、改良エンジンを搭載した「コンパス」を発売

2013年5月24日、フィアット・クライスラー・ジャパンは、ジープブランドのエントリーモデルであり、コンパクトSUVセグメントのリーダー「コンパス」に新たな6速ATを搭載した新型を7月13日から発売すると発表した。

新型コンパスに搭載された新型6速オートマチック(パワーテック )を採用したパワートレーンにより10.7km/Lという優れた燃費を達成しつつ、あらゆる天候条件下で卓越した走破性は従来通り。さらに一目でJeep とわかるグランドチェロキー譲りのエクステリアデザイン、高級感を増したインテリアデザインも特徴として挙げられる。

コンパスに搭載される2種類(2.0L:Sport / 2.4L :Limited)の直列4気筒DOHC「ワールドエンジン」は、吸排気カムシャフトの両方にデュアル可変バルブタイミング(VVT)を採用し、全回転域にわたってトルクカーブを最適化、出力と燃費を改善し、より滑らかで静粛になっている。このワールドエンジンに組み合わされるのが、パワーテックでジープのために設計開発された電子制御式の新型6速ATだ。抵抗を抑制し燃費パフォーマンスを両立させ、JC08モード燃費は10.7km/Lを達成。

コンパス Limitedに設定されるフリーダムドライブI(4WD)システムは、ロック式センタークラッチを装備。4WDロックモードを起動すると深い積雪や砂地など、トラクションが低い路面も難なく走破可能となる。

エクステリアはフロントグリルのクローム仕上げ、グリルをビレットシルバーに変更(Limited)し、グランドチェロキーのような高級感の演出や、限定のAltitudeでも好評のヘッドライト内側にブラックベゼル採用(Sport / Limited)。ボディ同色ドアミラーカバーや新型18インチ・アルミホイールを採用(Limited)などアップグレードが行なわれている。インテリアもコンパスのロゴ、ジープのブランドロゴがトリムに刻印され、一段と高級感を高めている。

なお、今回からエントリーグレードとして「コンパス sport」を新設定している。ジープブランドのエントリーモデルであり、コンパクトSUVセグメントにおけるコンパスの存在感をさらに高める狙いだ。そのコンパスSportには、2.0Lのワールドエンジンを搭載し、駆動方式は前輪駆動としている。

新型コンパスは、性能と装備、デザインを向上させながら競争力の高い価格設定にしていることも特徴だ。

Jeep Compass諸元表

 

ジープ・ジャパン公式サイト

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