2011年6月23日、クライスラー日本はジープブランドの70周年を記念して、コンパクトSUVのパトリオット(写真上)、SUVのリーダー的存在であるチェロキー、プレミアムSUVのグランドチェロキー、及びジープの伝統をもっとも色濃く継承するラングラー アンリミテッドの4モデルに「70th Anniversary Edition」を設定。7月2日より155台限定で販売する。
ジープは米国陸軍の要請により軍用車両として1941年に誕生。偵察車や輸送車として実証した耐久性、走行性能や汎用性が一般にも高く評価され、1945年には民生用として販売がスタート。70年の長い歴史の中、「Go anywhere, do anything(どこへでも行ける、なんでもできる)」の精神を忠実に継承し、顧客のアクティブなライフスタイルに応える性能と多機能性を約束する本物のSUVとして進化を遂げてきた。
今回の特別仕様車は上級グレードのリミテッド(パトリオット、チェロキー、グランドチェロキー)またはサハラ(ラングラー アンリミテッド)をベースに、アニバーサリーロゴのバッジやロゴ入りのフロントシート、Jeepロゴ入りフロアマット、チェスナットカラーのステッチをインテリアに配すなどの装備を追加。さらにモデル別の特別装備も加わっている。
ボディカラーには、ジープラインアップでは人気色のブラックに加え、アニバーサリー専用カラーとしてブロンズスターを設定している。
希望小売価格(税込み)はパトリオット 70th Anniversary Edition(以下70AEと略す)が326.0万円、ジープ・チェロキー70AEが383.0万円、グランドチェロキー70AEが535.0万円、ジープ・ラングラー アンリミテッド70AEが408.0万円。
また6月21日には、ジープの伝統を色濃く継承するラングラーの2ドア4人乗りモデルの特別仕様車「ジープ・ラングラー ルビコン Call of Duty(写真下)」をリリース。限定数30台を6月27日より発売している。
この特別仕様車は全世界で人気のコンピュータゲームソフト「Call of Duty(コール・オブ・デューティ)」との提携によって開発されたもの。世界最高の性能を誇るジープ・ラングラーと、世界有数の人気を誇るエンターテイメントを結びつけるものだ。
2ドアのラングラー ルビコンをベースとし、ミネラルグレーのホイールを装着。ゲームの世界観に合わせて、エクステリアにはブラックのボディカラーを採用、フロントフェンダーにはグラフィクスデカール、またボンネットにはマットブラックのデカールをあしらっている。さらに、ブラックテールランプガードとフューエルフィラードアも採用する。
希望小売価格(税込み)は388.0万円。