BMWは2021年4月5日、旧型「X3 Xdrive 20d」の燃料タンクに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合情報は市場からの126件の報告によるもので、燃料タンク内にある低圧燃料ポンプが燃料成分に対する検証が不十分なため、日本仕様の燃料に含まれる成分が低圧燃料ポンプのジェローター(金属製圧送ギア)部分に付着し、堆積することがあるというものです。
そのため、堆積物が抵抗となって燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合はアイドリングストップからのエンジン再始動ができなくなる恐れがあります。
対策は該当車両の低圧燃料ポンプを交換することになります。
該当車両は2014年7月~2017年8月までに輸入された旧型「X3Xdrive 20d」で、合計1万823台です。