BMWジャパンは2019年8月23日、BMW M社が開発するハイ・パフォーマンス・セダン「M5」の初代モデルが発売された1985年から35周年を迎え、これを記念した特別限定車「M5 35 Jahre Edition（フュンフ・ドライシッヒ･ヤーレ）」を、10台限定（全世界350台限定）で販売を開始した。デリバリーは12月以降となる。
モデル概要
今回の特別限定車は、最高出力625ps/6000rpm、最大トルは750Nm/1800-5860rpm、0-100km/h加速は3.3秒を達成する、4.4L・V型8気筒ターボエンジンを搭載し、伝統あるM5が培ってきた技術力、ハイパフォーマンスを実現するM5 Competitionをベースにしている。
ボディ・カラーは、シルクのような滑らかさを備えたマットカラーで、上質で力強い存在感を放つ限定色「フローズン・ダーク・シルバー」を採用。さらに、70km/h以上での走行時に点灯しLEDライトの約2倍に相当する最大600m先を照射するBMWレーザー・ライトを特別に装備することで視認性を高め、夜間走行での安全性をより向上させている。
インテリアは、ブラックのフルレザー・メリノ・シートを装備し、限定デザインとなるベージュ・コントラストステッチを採用。さらに、インテリア・トリムにはより耐久性の高いアルマイト加工が施され、淡いゴールドのアルミ・トリムが採用している。
重厚感があるブラックの内装に、上品なゴールドのアクセントが加わることで、卓越した高級感とスポーティさが融合した室内空間になっている。そして、「35 Jahre」と刻まれたドアシルや、「M5 Edition 35 Jahre 1/350」の文字が浮かび上がるカップホルダー・カバーにより、特別な限定車であることを示している。
ap知識
1985年に初登場したM5は、2018年に第6世代のモデルを発表し、2019年には、よりサーキット走行を重視した「M5 Competition」を発表している。M5は、サーキットにおける卓越した走行性能を追求する哲学を継承しつつ、ラグジュアリー・スポーツ・セダンとしての機能性や存在感を高めながら進化し続け、Eセグメントの超高性能セダンのベンチマークとなっている。
【価格】
- BMW M5 35 Jahre Edition：2160万円（10％消費税込み）
