BMWジャパンは2020年1月15日、BMW M社が開発した高性能スポーツ・クーペ「M4コンペティション」をベースにした、よりMモデルらしさを際立たせる専用装備を持った特別限定車「M4エディション・ヘリテージ」を全世界750台の限定販売のうち、30台を国内限定で発売すると発表した。
モデル概要
ベースとなる「M4コンペティション」は、3.0L・直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。このエンジンの最高出力を標準モデルより19psアップさせ450psを発生。0-100km/h加速(ヨーロッパ仕様車値)4.1秒の圧倒的な動力性能を実現している。
エンジン・パフォーマンスの向上に対応し、ダンパーおよびスタビライザー特性をMモデル専用に調整したアダプティブMサスペンションや、トラクションや加速を途切れさせない7速MDCTドライブロジックを搭載。さらに、電子制御式多板クラッチによりパワーをリヤの左右輪間で自在に配分するアクティブMディファレンシャル、そしてDSCにも専用のチューニングを施し、トラクション性能をさらに向上させている。また、専用Mスポーツ・エキゾースト・システムがパワフルかつ官能的なエンジン・サウンドを奏でる。
「M4エディション・ヘリテージ」は、モータースポーツのスピリッツに溢れ、ドライバーを高揚させる専用デザイン装備を多数採用している。外装色は、アメリカのカリフォルニア州モントレーにあるラグナ・セカ・サーキットをイメージした「ラグナ・セカ・ブルー。より深みがありビロード生地のような洗練された光沢感をイメージした「ベルベット・ブルー」。そしてイタリアのイモラ市にあるイモラ・サーキットをイメージした「イモラ・レッド」の3色をラインアップした。
「ラグナ・セカ・ブルー」には、光沢感がありグレーがかったホワイト「シルバー・ストーン」とブラックのツートン・カラーに、ターコイズのステッチが施されたメリノ・レザー張りのシートを採用。「ベルベット・ブルー」は同じくシルバー・ストーンとブラックのツートン・カラーに、オレンジ・バイカラー・ステッチが施されたシートを採用している。「イモラ・レッド」は、レッドとブラックのカラーに、イエロー・バイカラー・ステッチを採用することで、挑発的で目を引くシート・デザインとなっている。
共通する特別装備として、専用色となるオービット・グレーに塗装され、引き締まった足回りを演出する20インチMライトアロイ・スポークスタイル666Mや、Mモデルを象徴する3色のストライプが直接織り込まれた専用Mストライプ入りカーボン・ルーフ、カーボン・インテリアを装備している。さらに、「Mヘリテージ」のロゴが浮かび上がるロゴ&イルミネーションが、インテリアやドアシルに採用され、限定モデルらしい演出を採用している。
この「M4エディション・ヘリテージ」は全世界で750台が限定生産され、日本国内では、「ラグナ・セカ・ブルー」を15台、「ベルベット・ブルー」を10台、「イモラ・レッド」を5台の合計30台限定で販売する。
【価格】
・M4 エディション・ヘリテージ:1545万円(税込み)
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