BMWジャパンは2025年10月29日、BMW Mモデルの限定車「M2 CS」の受注を開始した。日本市場には87台限定での導入となり、デリバリー開始は11月以降が予定されている。

BMW M社が開発、製造するM2は、コンパクトなボディに、自然吸気エンジンのような官能的な吹けあがりと、ターボ・テクノロジーによる圧倒的なパワーを併せ持つ直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、セグメント唯一の後輪駆動と約50:50の理想的な前後重量配分を実現しており、BMW Mモデルらしい高いコーナリング性能を融合させ、究極のドライビングプレジャーを実現している。
今回発表されたM2 CSの「CS」はCompetition Sport(コンペティション・スポーツ)の略で、よりダイレクトに車両を操ることができるマニュアル・トランスミッション搭載モデルも、ラインアップしている。

デザインはM2をベースに、ルーフやトランク・リッドにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用。さらに、ドアミラーカバー、ディフューザー等にもCFRPを採用することで、軽量化を追求している。レッド・キャリパーのカーボン・セラミック・ブレーキを装備し、トランクリッド等のモデル・バッチは、ブラックをベースにレッド・アクセントを利かせることで特別感を演出している。





インテリアは、センターマーク付きのMアルカンターラ・ステアリング、Mカーボンファイバー・トリム、専用CFRP製センターコンソール、CSロゴ・イルミネーション、前席にMカーボンバケットシート等を採用し、レースシーンに直結するデザインが印象的。一方で、リヤシートには大人2名が座れるスペースを確保しており、日常使いにも配慮している。
パワートレインは、M2に搭載される直列6気筒BMW Mツインパワーターボ・ガソリンエンジンをベースに、ブーストアップのチューニングを行なうことで、M2に比べ、出力を約50ps向上させ最高出力を530ps、トルクを約50Nm向上させ最大トルクは650Nmとし、軽量化の効果も加えることで、動力性能は0-100km/h加速は3.8秒となっている。
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