BMWジャパンは2025年9月24日、改良を受けたEV「iX」の受注を開始した。デリバリーは11月からが予定されている。

今回改良された「iX」は、内外装デザインをさらに洗練させるとともに、「iX xDrive60」によりスポーティな印象を与えるMスポーツ・パッケージを「iX」として初めて採用。さらに日本で販売中のBMWの電気自動車で、一充電での走行距離が最長となる723kmを実現している。
Mパフォーマンス・モデル「iX M70 xDrive」は、BMWモデル最強となるシステム・トータル最大トルク1015Nm (ローンチコントロールを作動時の場合は1100Nm)を実現し、0-100km/h加速は3.8秒を実現している。


エクステエリア・デザインは、新しいバンパー・デザインや各所に採用されるブラック・パーツによりスポーティなイメージを強調し、縦型4灯のデイランニングライトのデザインやBMWアイコニック・グローによって、大胆でありながらエレガントなスタイルとしている。

インテリアは、Mスポーツ・インテリアおよび新シート・マテリアルを採用。新設計のMマルチファンクション・シートは、ヴェガンザと上質なマイクロ・ファイバー素材を用い、サイド・サポートの強化によりホールド感を向上させている。

電気自動車専用設計のアーキテクチャーにより、「iX」にはセンタートンネルがなく、フロアがフラットになることにより、より解放感のある空間が実現し、特に後部座席はゆったりと、まるで上質なラウンジのような居心地の良い空間を生み出している。

「iX xDrive60」は、最高出力258ps(190kW)を発揮する1基の電気モーターがフロントに、最高出力313ps(230kW)の電気モーターをリヤに配置する4輪駆動モデルだ。システム・トータルでの最高出力は544ps(400kW)、最大トルクは765Nmであ、0-100km/h加速は4.6秒。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池の容量111.5kWhで、一充電での走行距離は723kmとなっている。
「iX M70 xDrive」は、最高出力258ps(190kW)を発揮するフロントのモーターと、最高出力489ps(360kW)を発揮するリヤ・モーターによる4輪駆動モデルである。システム・トータルでの最高出力は659ps(485kW)、最大トルクは1015Nm (ローンチ・コントロールを作動時の場合は1100Nm)で、0-100km/h加速は3.8秒。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池の容量は111.5kWhで、一充電での走行距離は602kmとなっている。
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