2015年4月1日、GMはニューヨークのブルックリンでフルサイズ・プレステージセダン、「CT6」のワールドプレミアを行なった。これを受けGMジャパンも日本に導入すると発表している。
ベールを脱いだ新型キャデラックCT6は、BMW 7シーズを競合モデルとするグローバル・プレステージラグジュアリーセダンだ。CT6は、ふんだんにアルミ材を採用し、BMW 7シリーズはもとより5、6シリーズ、メルセデス・ベンツEクラスよりも軽量に仕上げられている。このため新型キャデラックCT6は、ドライバーズカーとしての俊敏性や軽快感を兼ね備えたフルサイズ・プレステージセダンとなっている。
ボディ骨格はアルミ鋳造材で構成。搭載エンジンはリッターあたり出力133ps/Lという新開発の3.0L・V6型ツインターボで、400ps/543Nmを発生。またこのエンジンは気筒休止システムも採用している。この他に2.0Lエンジンもラインアップし、トランスミッションは8速ATを採用。駆動システムはアクティブ・オンデマンド4WDとしている。
シャシーはセグメントトップの乗り心地とハンドリングを両立するためアクティブ・リヤステア、磁性流体ダンパーなどを装備している。