BMWは、東京モーターショー2013への出展内容を発表した。世界初公開となる4シリーズ・カブリオレや、i3、i8なども日本初公開となる。
BMW 4シリーズ・カブリオレ
クーペモデルの4シリーズに新たに設定されるカブリオレモデル。先代モデルとなる3シリーズ・カブリオレと比較してボディサイズを拡大。3分割方式を採用したリトラクタブル・ハードトップは20秒以内で全開にすることが可能だ。 ちなみにドイツ本国で4シリーズ・カブリオレは、直列6気筒ガソリン・エンジン、4気筒ガソリン・エンジン、4気筒ディ ーゼル・エンジンが設定されている。
iシリーズ(i3、i8)
BMW iシリーズは、BMW初の量産型電気自動車のi3と、未来志向の進歩的なスポーツカーのi8が展示される。
BMWグループがそれぞれに合わせて開発した電気モーターとリチウムイオン高電圧バッテリーを搭載。電気自動車のネックのひとつである重量増に対しては、炭素繊維強化樹脂(CFRP)製パッセンジャーセルを含むライフドライブ・アーキテクチャーなどで、軽量化を図っている。
i3は2014年春に日本導入予定。最高出力は170psで、日常使用における航続距離は 130~160km。オプションの2気筒ガソリン・エンジンを搭載すると、航続距離は300kmまで延ばすことができる。
i8も2014年に日本市場へと導入予定。高性能スポーツカーに匹敵する運動性能と、コンパクトカ ー並みの燃費・排出ガス値を兼ね備える。先進的なデザインを持ち、シートレイアウトは2+2。ゼロエミッション走行を実現するだけでなく、ハイウェイでのスポーティなパフォーマンスも可能にしている。
i8のプラグイン・ハイブリッド・システムは、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用した231psの3気筒ガソリン・エンジンと、131psの電気モーターを組み合わせる。発進から100km/hまでの加速は4.4秒だ。
BMWコンセプトM4クーペ
4シリーズのハイパフォーマンスモデルMシリーズのコンセプトカー。BMW Mモデル特有のコンセプトを実現してたコンセプトM4クーペは、大きなエアインテークを持つフロントエンドを始めとして、フロントスプリッター、ルーフ、リヤディフューザーなどには炭素繊維強化樹脂(CFRP)を採用して徹底した軽量化を図っている。
ニューBMW X5
第三世代となるBMW X5。独特かつ空力特性を最適化させたエクステリアデザインで、最大約90kgの軽量化を実現(EU仕様車)。従来以上に革新的かつ充実したドライバー・アシスタント・システムが用意されている。
BMW コンセプト アクティブ ツアラー アウトドア
最先端のプラグイン・ハイブリッド・システムを採用した、コンパクトセグメントモデル。様々な用途に対応可能なフレキシブルな室内空間を持ち、BMWらしい走りの楽しさと、レジャーユースのための機能を両立している。