【BMW】運動性能を強調したドライビングマシン「4シリーズ クーペ」を新発売

2ドアクーペのフォルム、低重心化、ワイド&ローのフォルムにより運動性能の高さを一段と強調したモデル

2013年9月24日、BMWジャパンは、新たなシリーズとなる「4シリーズ クーペ」を、同日から発売した。この4シリーズは長年ミドルクラスのプレミアムクーペという位置付けであった3シリーズクーペに置き換わる存在で、新たに「4 シリーズ クーペ」という名称、ポジションに変更されたのである。

この新型4シリーズ クーペは、典型的なクーペスタイルと圧倒的な運動性能を融合させたBMWの新たなクーペ・モデルとなる。4シリーズ クーペは、BMW ならではのショートオーバーハング、ロングボンネット、そして流れるようなルーフラインにより、美しくエレガントなプロポーションを形成している。また、先代3シリーズ (E90系)クーペに比べて全高が25mm低くなっており、前後のトレッドが大幅に拡大されて全幅が40mm広げられており、ワイド&ローのボディフォルムとなっている。

特徴的なデザインとして、左右に大きく開口した大型エアインテークを持つフロントエプロンなどが、パワフルな存在感を主張している。

そして、これまで通りの約50:50という理想的な前後重量配分に加え、重心高が50mm下げられ、現行BMWモデルで最も低い重心位置となっている。また、フロントにトーションバーが追加された専用サスペンション・システムを採用するなど、BMW特有のスポーティで俊敏なハンドリング性能をさらに向上させ、圧倒的にダイナミックな走りを実現しているという。

ドライバーオリエンテッド・デザインに徹したインスツルメントパネルとセンターコンソール

装備面では、歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や、車速、ルート案内などの情報をフロント・ウインドウに投影する「BMWヘッドアップ・ディスプレイ」などドライバー支援システムを全車標準装備している。

435i用の306psを発生する3.0L・直6ターボエンジン

エンジンはツインスクロール・ターボ、高精度ダイレクトインジェクション、バルブトロニックといった革新技術により、優れた環境性能と動力性能を両立している。

428iには2.0L/直列4気筒ツインパワー・ターボを搭載し、最高出力245p/5000rpm、最大トルク350Nm/1250-4800rpmを発生する。トランスミッションは8速スポーツATを組み合わせ、エンジン・オートスタート/ストップ機能を備え、燃費の良い走りをサポートするECO PROモードなども採用している。JC08モード燃費は15.2km/L 。

435iは3.0L/直列6気筒ツインパワー・ターボを搭載。最高出力306ps/5800rpm、最大トルク400Nm/1200-5000rpmを発揮し、0-100km/h加速は5.1秒。JC08モード燃費は12.7km/L。

なお4シリーズのグレードは、2種類のエンジンによる428i、435iの2モデルで、「Sport」、「Luxury」のデザインラインと「M Sport」がラインアッされている。

428i 主要諸元
435i M Sport 主要諸元

 

BMWジャパン公式サイト

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