BMWジャパンは2022年9月20日、プレミアム・スポーティモデル「3シリーズ・セダン/ツーリング(G20/G21型)」のマイナーチェンジを行なって発売した。なおデリバリーは9月下旬から開始される予定だ。
7代目となる現行3シリーズは2019年にデビューしており、3年を経てフェイスリフトを受けることになった。このマイナーチェンジによりエクステリアは、最新のBMWデザイン言語を取り入れたアップデートが行なわれている。
デイタイムランニングライト機能を備えた最新のLEDヘッドライトは、よりシャープな印象となり、ダブルバーを採用した伝統のキドニーグリル、フロント・エプロンのワイド化などにより、よりパワフルなデザインに。リヤもコンビネーションライトを、より細く水平なライン形状とし、テールパイプ径を拡大とすることでパワフルな印象としている。
インテリアは、12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロール・ディスプレイを一体化させた最新のBMWカーブド・ディスプレイの採用により、インスツルメントパネルのデザインを一新。よりモダンで、優れた視認性と高い操作性を実現している。
トランスミッションのシフトレバーは廃止され、丸ダイヤル式iDriveコントローラー回りはすっきりとしたコンソール・デザインとなっている。なお、シフトレバーの廃止にともない、パドルシフトが全てのモデルに標準装備される。
なおパワートレイン系などの変更はなく、ガソリンは2.0L・4気筒ターボは156ps、184psの2仕様、3.0L・直6ターボは387ps、2.0L・4気筒のディーゼルは190ps、PHEVモデルは2.0L・直4ターボ(184ps)と113psのモーターによりシステム最高出力292psで、12.0kWhのバッテリーと組み合わせている。