2014年5月13日、BMWジャパンは、同社の中核モデルの3シリーズ・セダンに、特別パッケージ「スマート・クルーズ」を設定し、同日から発売したと発表した。スマート・クルーズは、「BMW コネクテッドドライブ・プレミアム」、「アクティブクルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」などで、3シリーズ・セダン全モデルを対象に価格据え置きで提供する特別パッケージで、約18万円の価値がある。
3シリーズは車載の通信モジュール(SIMカード)を利用し乗員の安全と車両の状態を見守る「BMW SOS コール」、「BMWテレサービスなどの「BMWコネクテッド・ドライブ・スタンダード」が全モデルに標準装備されているが、今回の特別パッケージ装着によって、運転中のコールセンターのオペレーターによるナビゲーションの目的地検索・設定、スマートフォンでの車両の遠隔操作などができる「BMW コネクテッド・ドライブ・プレミアム」の機能が追加される。
さらに、ミリ波レーダーにより前方の車両との車間距離を維持しながら加減速を行ない、低速走行時には車両停止まで制御する「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」を装備(MT車は除く)する。また、既に全モデルに標準装備されているカメラによる「衝突回避・被害軽減ブレーキ」に加え、ミリ波レーダーを使った当該装備の追加により、前方の車両に対してより広い検知ができるようになっている。