2013年8月28日、BMWは3シリーズに、前方車両への衝突の回避・被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」など、様々な局面でドライビングの安全性を高める新機能を全車に標準装備。同日から全国で販売を開始した。
今回、BMW 3シリーズの全車種(セダン、ツーリング、グランツーリスモ)に標準装備される「ドライビング・アシスト」には、衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する「前車接近警告機能」、追突不可避の際に短時間軽いブレーキをかけ衝突を回避・被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車線の逸脱をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」が含まれている。また歩行者検知機能の採用により、歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動させる。
また車載の通信モジュールを利用した、「BMW SOS コール」「BMW テレサービス」も全車標準装備する(既報記事参照)。
コントロール・ディスプレイに表示される様々な機能の設定を直感的に実行できる「iDrive コントローラー」には、指による文字入力や、地図の拡大/縮小が可能なタッチパッドを全車に採用。320iセダン/ツーリング/グランツーリスモ、320i xDriveセダン/ツーリング、320dセダン/ツーリング、328iグランツーリスモには、クルーズコントロールを新たに追加し、標準装備を充実させている。