2012年2月23日、BMWは3シリーズ クーペ(E92)の特別仕様車「「M Sport Edition(エム・スポーツエディション)」を全国限定55台で設定。同日より発売した。これは3シリーズのオプションである「M スポーツパッケージ」装着車をベースに、内外装にスポーティな装備を施したモデルだ。
まずエクステリアでは、通常はM3クーペ専用のリヤスポイラー、Mスポーツパッケージとは異なる形状のディフューザー、ブラックに塗られたドアミラーカバーとキドニーグリルなどを装備。335iと325iにはスポーティな細身のスポークが特徴的な19インチのMライト・アロイホイール(ダブルスポーク313M)を採用。320iにはその313Mと同デザインの18インチのアロイホイール(ダブルスポーク313)が与えられている。
なおボディカラーは3色が設定されていて、アルピン・ホワイトとブラック・サファイアのほか、オプションでMモデル用のシルバーストーンを選べるのもポイントのひとつだろう。
一方、インテリアではブルーのステッチとMカラーのワンポイントを施したブラックのダコタレザーシートを標準で装備。インテリアトリムにはダークな色調のアルミに、表面に独特のパターンを刻んだ専用のアイテムを採用。ステンレススチール製のアクセル&ブレーキペダルと、ブルーのパイピング加工が施されたフロアマットもMスポーツエディション専用に用意されたものだ。320iと325iにはウォークナッパレザーとアルカンタラを使用したBMW Performance製のセレクターレバー&ブーツ、パーキングブレーキレバー&ブーツも装備される。
なお、メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通り。また限定55台の内訳は320iが31台、325iが11台、335iが13台となっている。