BMW/MINIブランドを体験できる複合販売店「BMWグループ東京ベイ」がオープン 

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「BMWグループ東京ベイ」のオープニングセレモニー

2016年7月8日、BMWは東京都江東区青海の臨海副都心地域・東京ベイフロントに新設したBMW/MINIブランド体験型販売拠点「BMW GROUP Tokyo Bay(ビー・エム・ダブリュー・グループ・トウキョウ・ベイ)」が正式オープンした。

BMW GROUP Tokyo Bayは、単なる大型販売店ではなく、BMW/MINIのブランド発信の場とされ、ドイツ本社では「直営店の灯台」、つまりブランド体験型の最新旗艦店舗という位置付けなのだ。

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手前場MINIショールーム、右手がBMWショールーム

BMWグループは以前から東京の都心部でブランド発信拠点の開設計画を持っていたが、ファッショナブルな目抜き通りにショーウィンドウを持つという店舗ではなく、あくまでも実際にBMW やMINI を体験して、運転こそ最高のブランド体験という哲学を持ち、実際に購入できるという店舗でなけれならないと構想していた。

全長80mのBMWモデル展示スペース
全長80mという長いBMWモデル展示スペース
「BMWグループ東京ベイ」の概要を語るBMWジャパンのペーター・クロンシュナーブル社長
「BMWグループ東京ベイ」の概要を語るBMWジャパンのペーター・クロンシュナーブル社長

そのため、多数の試乗車をラインアップするための十分な敷地を確保する必要があり、また交通量が多い繁華街に位置していては、試乗する際にも不都合であり場所選びを模索していた。そして幸いにも臨海副都心地域の青海区画がクローズアップされ、長年思い描いてきた旗艦店を正式にオープンすることになったのだ。

BMWグループ東京ベイは2万7000m2という異例に広い敷地(建物床面積は7176m2。敷地は東京都港湾局管理)を利用し、日本最大のBMWショールームとMINIショールーム、400人が収容可能な国際会議ホール、販売車両の試乗に加えて運転トレーニングもできる「BMW M社」認定のドライビング・スペース、ラグジュアリーなカフェなどを組み合わせた複合施設となっている。

展示車は、BMW、MINI、モトラッド(バイク)など50台、試乗車は100台ほどが用意されている。大都市の都心部に立地するにもかかわらず、国際会議ホールやドライビング・エリアなどを併設した複合的な施設としては世界でも例がないという。

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MINIの世界観を表現したMINIショールーム

BMWグループ東京ベイの建物のデザインは「クライン・ダイサム・アーキテクツ」が担当している。BMWショールームに入ってまず驚くのは、全長80mの真っ白な「ドライビング・ギャラリー」で、ドイツ本国のディーラーでも見当たらない長さのこの道に並行して、BMW i 、BMW の最新モデルが20台展示されている。

インディビジュアル・コーナー
インディビジュアル・コーナー
書籍が図書館のように揃うイセッタバー
書籍が図書館のように揃うイセッタバー

その他、オーダーメイド仕様を注文できるインディビジュアル・コーナー、ドイツの「BMWワールド」から直輸入した古今東西の自動車関連書籍を集めたイセッタバーと名付けられたライブラリー、BMW i3の実車を使ったドライビング・シミュレーターなどユニークなレイアウトになっている。

BMW M社が公認したドライビング・エリア
BMW M社が公認したドライビング・エリア

建物の裏側には屋根付きの認定中古車20台分の駐車スペースがあり、またBMW iや330eなどEV、プラグイン・ハイブリッド車用の急速充電器が2基、普通充電器は2基(8台分)が設置されている。その奥に、本格的な散水設備と夜間照明設備を備えた「BMW M 社」認定のハンドリング・コースで、公認ドライバー・トレーニング・プログラムである「BMWドライビング・エクスペリエンス」のベーシック・コースを開催することができるドライビング・エリアがある。

BMWグループ東京ベイ:http://bmw-japan.jp/next100/opening.html

所在地: 〒135-0064 東京都江東区青海二丁目2 番15 号
最寄駅: 新交通ゆりかもめ 船の科学館駅、新交通ゆりかもめ 青海駅、臨海高速鉄道りんかい線 東京テレポート駅

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