BMW 2シリーズのプラグイン・ハイブリッド「BMW 225xeアクティブ ツアラー」登場

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BMW2シリーズ アクティブ ツアラーのプラグイン・ハイブリッド・モデル「BMW 225xe」

BMWは2016年1月26日、2シリーズ アクティブ ツアラーのプラグイン・ハイブリッド・モデル「新型BMW 225xeアクティブ ツアラー」を、全国のBMW正規ディーラーで同日より注文の受付を開始すると発表した。納車は、2016年3月からを予定している。

BMW 225xe

2シリーズ アクティブ ツアラーは、2014年12月に登場し前輪駆動の2シリーズにのバリエーションで、スポーティな運動性能と、MPVモデルらしい快適性、使い勝手を両立させたモデルだ。2シリーズ アクティブ ツアラーはこれまでガソリン・エンジン、ディーゼル・エンジンをラインアップしていたが、プラグイン・ハイブリッド・モデルの225xeアクティブ ツアラーを新たに追加し、コンパクト・セグメントでガソリン、クリーンディーゼル、プラグイン・ハイブリッド・モデルという3種類のパワートレーンをラインアップするのはBMWだけだ。

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225xeアクティブ ツアラーに搭載されるプラグイン・ハイブリッド・システムは、1.5L・直列3気筒ツインパワー・ターボ・エンジンと後輪を駆動する電気モーターを組み合わせたオンデマンド4輪駆動システムを採用。システム総合出力は224ps、最大トルクは385Nmを発揮し、0-100km/h加速は6.7秒と強力な動力性能を備えている。JC08モード燃費は17.6km/L。

システム的には、EV走行時は後輪駆動、充電時などはエンジンによる前輪駆動、加速時などにはオンデマンドで4WDとなる。車両重量は225i xDriveと比べて140kg、1.5Lエンジン搭載の218iと比べ280kg重くなっている。

225xeアクティブ ツアラーは電気モーターのみのEV走行の場合、最高125km/hまで、最長42.4km(JC08モード)までゼロ・エミッション走行が可能で、つまり日常的な使用ではEVとして使うことができる。ラゲッジルーム床下に搭載されるリチウムイオン・バッテリーの容量は7.7kWh。なおこのバッテリーを搭載しているにもかかわらず、ラゲージ・ルーム容量は400L(ノーマルの2シリーズ アクティブ ツアラーより68L少ない)/1350Lを確保している。

BMW 225xeBMW 225xe

モーターとガソリン・エンジンのオペレーション・モードは「eDriveボタン」で切り替えでき、走行モードは以下3つから選択する。

  • AUTO eDrive: モーターとガソリン・エンジンが最適なバランスで高効率に連動するデフォルトの走行モード。約80km/hまではゼロ・エミッション走行が可能。
  • MAX eDrive: 125km/hまでの速度域で、モーターの駆動力のみでゼロ・エミッション走行が可能。キック・ダウン操作によりエンジンが始動。
  • SAVE Battery: バッテリーの充電量を減らさないように効率的な走行するとともにガソリン・エンジンによる発電を行なう。現状のバッテリー残量の低減を抑え、バッテリーの充電量を最大50%まで増やすことが可能(充電量50%以上の場合は残量を維持)。

これ以外にチャージモードも設定。またドライビング・パフォーマンス・コントロール・ボタンにより、エンジン・レスポンス、ステアリングやトランスミッションの特性を、ドライバーの好みに応じて「COMFORT」、「SPORT」、「ECO PRO」の各モードを選ぶことができる。

なお225xeアクティブ ツアラーのガソリンタンク容量は36L(-15L)。バッテリーは急速充電には非対応で、200V/15A電源での充電で満充電まで約3時間を要する。

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