【BMW】X3 にクリーン・ディーゼル搭載のxDrive20d BluePerformanceを追加

2012年9月24日、BMWジャパンは、「X3」のラインアップに直列4気筒クリーンディーゼル・エンジンを搭載した「X3 xDrive20d BluePerformance」を追加し、同日から発売を開始すると発表した。

 

BMW X3はインテリジェント4輪駆動システムのxDriveを採用した、オフロード走行性能とオンロードにおける走行性能をより際立たせるSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)で、今回発表のX3 xDrive 20d BluePerformanceに は、NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒などメンテナンスフリーの最先端排出ガス処理技術である「BMW BluePerformanceテクノロジー」を採用している。ディーゼル車に対する世界最高水準の排出ガス基準である、日本のポスト新長期規制にも適合したクリーンディーゼル・エンジン搭載モデルだ。

搭載される2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボディーゼル・エンジンの最高出力は135kW(184ps/4000rpm、最大トルクは3.5Lガソリン・エンジンに匹敵する380Nm/1750rpm-2750rpmにより、圧倒的な力強い走りを実現する。このエンジンはアルミニウム合金製クランクケースを採用し、最新のコモンレール・ダイレクトインジェクション・システムと可変ジオメトリー・ターボチャージャーを組み合わせにている。

この高効率なエンジンに加え、エンジン・オートスタート/ストップ機能など、よりクリーンに、よりパワーを目指している。BMW EfficientDynamics(エフィシェントダイナミクス)」の設計思想に基づいた先進の環境対応技術を採用し、燃費(JC08 モード)は、プレミアム・セグメントの4輪駆動モデルでNo.1 となる18.6km/L の圧倒的な低燃費を実現している。

排出ガス処理システムはDPF(粒子状物質除去フィルター)により、黒煙やすすの主成分である排出ガス中の粒子状物質をフィルターに吸着させ、エンジン制御により燃焼・除去する。また、NOxはNOx吸蔵還元触媒により排出ガス中のNOxを触媒内に一時的に吸蔵した後に、水、窒素、二酸化炭素に還元し排出する。これら2 つのメンテナンス・フリーのテクノロジーによって大幅な排出ガスの低減を実現し、ディーゼル車に対する世界最高水準の排出ガス基準である日本のポスト新長期規制に適合する高い環境性能を実現している。

さらに、希望小売価格は、直列4 気筒ガソリン・エンジン搭載モデルであるX3 xDrive 20iと比べ、23万円のアップという魅力的な価格を実現した。今回のモデル追加により、BMWは合計6車種と国内最多となるクリーンディーゼル・エンジン搭載モデルのラインアップを取り揃えることになった。

BMWジャパン公式サイト

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