【BMW】X1をマイナーチェンジ。省燃費の「X1 sDrive20i」を新設定

2012年9月13日、BMWジャパンは、デザインの変更と最新の環境対応技術を採用した「X1」の受注を9月15日から開始すると発表した。今回マイナーチェンジされた X1は、フロントバンパー、リヤスカートのデザインを一新。バイキセノン・ヘッドライトのスモールライト・リングに新たにLED を採用するなど、ルックスを手直しした。さらに、エクステリア、インテリアに専用装備を採用した「x Line」と「Sport(スポーツ)」という2つのデザイン・ラインを新たに設定し、「M Sport」と共に、ユーザーのライフスタイルに合ったモデルの選択が可能となった。

また、最新の2.0L・直列4気筒ツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、燃費(JC08モード)が14.9km/L という後輪駆動モデル、「X1 sDrive20i」を新たに追加し、ラインアップの幅を拡大している。さらに、X1 sDrive18i以外のモデルにはエンジン・オートスタート/ストップ機能を新採用するなど、により燃費の向上を実現している。

これらの変更により、新型X1の燃費(JC08 モード)は、従来モデルに対して最大約20%の改善を達成し「平成27年度燃費基準+10%」、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を達成、エコカー減税およびグリーン税制対象モデルとなり、自動車取得税および重量税の75%減税に加え、翌年度の自動車税が50%減税されることになった。

エクステリアデザインの変更はフロントバンパー、リヤスカートのデザインを一新し、ボディー同色のエリアを拡大。アンダーガードのデザインも変更し、よりプレミアムな印象を演出している。また、新デザインのヘッドライトには、新たにLED を採用したスモールライト・リングを装着し、ヘッドライト上部に配されるLED アクセント・ライトと合わせ、夜間におけるBMW特有の表情を際立たせる。

サイドビューでは、サイド・ターンインジケータが組み込まれた新デザインのドア・ミラーを採用。インテリアでは、シフトレバー、カップホルダー、ヘッドライトスイッチ、コントロール・ディスプレイの両端に新クローム装飾を加え、高級感を強調している。

今回発表されたX1には、1シリーズ、3シリーズから導入されているデザインラインが新たに設定された。エクステリアとインテリア・パーツに様々な専用装備が採用されたデザインラインには、Xモデルの力強さを強調した「xLine」、スポーティさを強調した「Sport」の2種類が設定されている。この2つのデザインライン以外に、ダイナミックな走りとスタイリングをさらに強調する「M Sport」もラインアップされている。

今回新たにラインアップされる後輪駆動モデル、「X1 sDrive20i」は、新世代の2.0L・直列4気筒のツインパワー・ターボエンジンを搭載し、パワーと低燃費、低排出ガスを実現している。もちろんこのエンジンはツインスクロール・ターボ、高精度ダイレクト・インジェクション、ダブルVANOS、バルブトロニックを採用し、最高出力135kW(184ps)/5000rpm 、最大トルク270Nm/1250-4500rpm を発生する。

インテリジェント4WDシステムのxDriveを搭載したニューX1 xDrive20i、 X1 xDrive28i には、アイドリング時の無駄な燃料消費を抑制するエンジン・オートスタート/ストップ機能、ECO PROモードなど最新の環境対応技術を新採用。その結果、燃費(JC08モード)を最大約20%改善を実現し、「平成27年度燃費基準+10%」、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を達成し、エコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税の75%減税に加え、翌年度の自動車税が50%減税される。

また、エントリー・モデルのX1 sDrive18i には、ブレーキ・エネルギー回生システムを新装備し、燃費(JC08モード)は12.0km/L と従来モデルに比べ11%改善を果たしている。

今回導入したモデルの燃費(JC08 モード)は、以下の通り。
・X1 sDrive18i: 12.0km/L(従来モデルから11%改善)
・X1 sDrive20i: 14.9km/L
・X1 xDrive20i: 13.6km/L(従来モデルから19%改善)
・X1 xDrive28i: 13.6km/L(従来モデルから15%改善)

BMWジャパン公式サイト

COTY
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