【BMW】新型3シリーズのワゴンモデル「ツーリング」の導入を開始

新型3 シリーズ ツーリングの画像

BMWジャパンは2012年9月5日、新型3 シリーズのワゴンモデルである「ツーリング」の導入を開始した。エンジンバリエーションは2機種で、ガソリンの「328i」とクリーンディーゼルの「320d」を軸に展開。さらに標準モデルのほかにSport(スポーツ)/Modern(モダン)/Luxury(ラグジュアリー)のデザイン・ラインと、より走りに振ったM Sport(エムスポーツ)も設定。合計10グレードという幅広い選択肢を用意した。

3シリーズ ツーリングの画像

2012年1月にセダンの「328i」が初めて日本に上陸した新型3シリーズだが、このセダンに関しては「320i」や「320d」、さらにM Sport(エムスポーツ)などもその都度、段階的な導入が続いていた。しかしながら今回のツーリングに関しては、一気に10グレードを導入。ただし320iとハイブリッドについては、今回の時点では見送られた。

3シリーズ ツーリングの画像3シリーズ ツーリングの画像

新型3 シリーズのツーリングはセダン同様、5cm 延長されたホイールベースによって後席の居住性が向上。そのニースペースは約2cm、ヘッドスペースは約1cm 拡大されている。またカーゴスペースも先代モデルに比べ35L拡大して495Lを実現。リヤシートのバックレストは「40:20:40」 に3 分割して倒すことが可能で、最大1500Lという容量を可能にしている。

3シリーズ ツーリングの画像

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今回注目の装備としては、テールゲート全体を開けずに小さな荷物の出し入れが可能な独立開閉式のリヤウインドウがあげられる。またオートマチック・テールゲート・オペレーションを標準装備しており、リモコンキーやゲート先端のボタンの操作でテールゲートの自動開閉が可能になっている。さらに両手がふさがった状態でも、セダン同様にバンパーの下へ足を差し込む操作でテールゲートが開けられるスマート・オープナー機能も持っている。

エンジンについては、セダンに搭載されたユニットに準じている。まずガソリンエンジンの328i ツーリングには2.0 L直列4 気筒BMWツインパワー・ターボを搭載。最高出力は180kW(245ps)/5000rpmで、 最大トルクは350Nm(35.7kgm)/1250〜4800rpmを発生。JC08 モードの燃料消費率は15.2km/L で、エコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が75%減税される。

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次にクリーンディーゼルの320d BluePerformance ツーリングには、同じく2.0 L直列4 気筒ツインパワー・ターボユニットを搭載、最高出力は135kW(184ps)/4000rpmで、最大トルクは3.5Lクラスのガソリンエンジンに匹敵する380Nm(38.7kgm)/1750rpm〜2750rpm を発揮。

燃料消費率(JC08 モード)はセダンモデルと並んで、ディーゼルでは国内最高となる19.4km/L を実現。環境性能も最先端を行き、日本のポスト新長期規制にも適合している。したがって自動車取得税と重量税が100%減税となる。

消費税を含むメーカー希望小売価格は以下の通り。スポーティさを強調したSport(スポーツ)、より現代的なデザイン性を強調したModern(モダン)、伝統的かつエレガントなイメージを強調したLuxury(ラグジュアリー)の3 つデザイン・ラインには、内外装にそれぞれのコンセプトに合った装備品が採用される。またM Sport(エムスポーツ)にはM エアロダイナミクス・パッケージやM スポーツ・サスペンションなど、M モデルを手がけるBMW M 社が開発した専用装備が数多く採用されている。

BMWジャパン公式サイト

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