2012年6月7日、BMWはスポーツ・アクティビティ・クーペのX6のエクステリアのフェイスリフト、装備の変更を行い、同日から発売した。
BMW X6はクーペスタイルのデザインでありながら4輪駆動システム「xDrive」を装備し、オンロードとオフロード性能を両立させたスポーツ・アクティビティ・クーペ、つまりクロスオーバークーペだが、2008年からに日本に導入され、2010年からはエフィシェントダイナミクス・コンセプトを採用し6速ATから8速ATに進化させている。2011年5月にはフェイスリフトを行ったが、今回も年次改良を受けての登場だ。
今回のフェイスリフトは、フロントでは、左右エアインテークの上部に新たにマット・フィニッシュのフレームを採用。フレーム内にフォグランプを配置した。また新デザインのキドニーグリルは、ヘッドライト下端の高さに合わせてグリルバーの傾斜を変え、ヘッドライトから繋がる水平方向のキャラクターラインを作り出している。さらに、オプション装備としてLEDヘッドライトが新設定された。
リヤは、L字型テールライトに、より幅広のLEDライトバーを採用し、夜間の存在感を高めている。
装備では、ヘッドアップディスプレイと新デザインの20 インチ・アルミホイールを標準装備としている。ヘッドアップディスプレイは、車速、ナビゲーション・システムによルート案内の矢印表示など、走行情報をドライバーの視界内のフロント・ガラスに直接表示するシステムだ。その他では新たにUSBオーディオ・インターフェイスを標準装備としている。