【BMW】新世代2.0Lターボを搭載したエントリーモデル「BMW X3 xDrive20i」が登場

BMW X3 xDrive20iの画像

BMWジャパンは2011年3月に第2世代へとフルモデルチェンジしたSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の「BMW X3(エックススリー)」に今年3月21日、新たなエントリーグレードとなる「xDrive20i」を追加して全国の正規ディーラーにて販売を開始した。

BMW X3 xDrive20iの画像第2世代のX3はそれまでのオフロード車らしいSUVとは明確に一線を画す、オンロード走行性能を高めたSAVという革新的なコンセプトによって新たなセグメントを確立した、とBMWでは謳っている。今回導入された 「20i」は、すでに販売中の「28iと 35i」といういずれも直列6 気筒エンジン搭載モデルに加えて、BMW X3のラインアップのエントリーモデルとして位置づけられる。

BMW X3 xDrive20iの画像

20iには日本市場向けの X3シリーズでは初めて、直列4気筒の2.0Lエンジンを搭載。この2.0Lエンジンは新世代のBMWツインパワー・ターボ・テクノロジーシリーズで、最高出力135kW(184ps)/5000rpmと最大トルク270Nm/1250rpm〜4500rpmを発生する。特に低回転から広い回転域で最大トルクを発生させているのがポイントだ。

BMW X3 xDrive20iの画像具体的には、高圧の燃料を燃焼室内に直接噴射する高精度ダイレクト・インジェクション・システム、インテークバルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニック、吸気と排気のバルブ・タイミングを最適に調整するダブルVANOS(バリアブル・カムシャフト・コントロール)、そして排出ガスを効率よくエネルギーに変換するツインスクロール・ターボチャージャーといった技術が組み合わされている。

さらに無駄な燃料消費をカットするオートスタート&ストップ機能、極めて滑らかで正確なギヤ・シフトを実現した8速のオートマチックトランスミッションを組み合わせることで、この卓越したパワーを効率よく路面に伝えるとともに、燃料消費量のさらなる低減を実現。10・15モード燃費は14.0km/L(JC08モードは13.2km/L)となり、「平成22年度燃費基準+25%」と「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を達成。75%減税されるエコカー減税対象モデルの認定を受け、かつエコカー補助金対象モデルとなっている。

BMW X3 xDrive20iの画像BMW X3 xDrive20iの画像

なおエントリーモデルの20iとはいえ、走りの機能や装備面での充実ぶりに遜色はない。上位グレードの28iや35iと同様に、HDDナビゲーションシステムやトップビュー機能付きリヤビューカメラ、コンフォート・アクセスなど、数々の先進技術を標準装備している。

X3xDrive20iのメーカー希望小売価格(消費税込み、以下同)は541.0万円。ちなみに直列6 気筒エンジン搭載モデルの28i(NA仕様)は598.0万円で、ツインターボ仕様の35iは694.0万円となっている。

BMW X3 xDrive20iの画像

BMWジャパン公式サイト

ページのトップに戻る