ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は2011年2月24日、プレミアムオープン4シーター「6シリーズ カブリオレ」を発表した。
新型6シリーズ カブリオレは、スポーティなスタイリングや、高級感漂う内装デザインが特徴の6シリーズをベースに、フルオートマチック・ソフトトップを備えたオープンモデルだ。
フルオートマチック・ソフトトップは、コンパクトに折り畳んでトランクに収納され、オープン時でも300リットルのトランク容量を確保している。また、速度が40km/h以下であれば、走りながらでも開閉することができるようになっている。
ラインアップは、直噴ツインスクロールターボにバルブトロニックを組み合わせた3L 直列6気筒エンジンの640iと、4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載した650iの2モデルを用意。640iのエンジンは、最高出力320ps、最大トルク450Nmを発生し、一方、650iのエンジンは、最高出力407ps、最大トルク600Nmとなっている。
また、両モデルともパドルシフト付き8速ATや、走行速度に応じて後輪が稼動するステアリング機能を持たせ、中低速域の俊敏性と取りまわしの良さ、高速域での走行安定性を高めるインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングなどが備わっており、BMWならではの、高次元の運動性能が味わえる。
さらに、ブレーキエネルギー回生システムのほか、BMWのAT車としては初めてアイドリングストップ機構を装備し、640iカブリオレは、このクラスのオープンモデルとしては初となるエコカー減税対象モデルとなった。
価格は、640iカブリオレが1028万円、650iカブリオレが1330万円。