2013年8月29日、BMWジャパンはコンパクトシリーズの「1シリーズ」に「iDrive(アイ・ドライブ)ナビゲーション・システム」を標準装備し、同日から発売を開始したと発表した。
iDrive ナビゲーション・システムは、8.8インチ高解像度ワイド・ディスプレイと操作系統を個別に配置するという人間工学に基づいたコンセプトにより、最適な運転環境を実現し評価を得ている。今回、このiDriveナビゲーション・システムが、1シリーズ(5ドア)全モデル(ただし116iスタンダード、120i スタンダード・モデルを除く)に標準装備とした。
116i スタンダード、120iスタンダード・モデルは、標準装備を厳選することで車両本体価格は据え置きとしている。さらに、1シリーズ(5 ドア)に、車載の通信モジュールを利用し、乗員の安全と車両の状態を見守ることで、ドライビングに安心感を与える「BMW SOSコール」、「BMWテレサービス」を標準装備(スタンダードモデル除く)し、歩行者検知機能付き「衝突回避・被害軽減ブレーキ」を含む「ドライビングアシスト・パッケージ」を全車にオプション設定している。
ドライビングアシスト・パッケージは、衝突の危険性が高まったときにドライバーに警告を発する「前車接近警告機能」、追突が不可避な場合に短時間軽いブレーキをかけ衝突を回避・被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車線の逸脱をドライバーに警告する「レーンディパーチャー・ウォーニング」、設定した任意の車速をキープする事が可能な「クルーズコントロール」の4 つの機能が含まれている。また、歩行者検知機能の採用により、歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動させることができる。