ベントレー・モーターズは2019年3月25日、量産車クラスの新記録樹立を目指して2019年6月30日にコロラド州コロラドスプリングスで行なわれる「パイクス・ピーク国際ヒルクライム」にコンチネンタルGTで参戦すると発表した。
W12気筒エンジンを搭載するコンチネンタルGTは、コロラドスプリングスにある全長20km、156のコーナーを持つパイクスピークのコースを駆け上がり、最高記録の樹立を目指す。
新型コンチネンタルGTに搭載されるハンドビルドのW12気筒エンジンは、48Vを使用したロール・コントロール・システムを採用。最高出力635ps、最大トルク900Nmを発揮し、0-100km/hの加速タイムは3.7秒の動力性能を誇る。このW12気筒エンジンは直噴/ポート噴射併用のデュアル燃料噴射と、ツインスクロール・ターボを組み合わせている。
ドライバーは、かつて「キング・オブ・ザ・マウンテン」と呼ばれ、パイクスピークでの長い経験を持つリース・ミレン選手だ。ミレン選手は2018年のパイクスピークでベントレー・ベンテイガを駆って量産モデルの記録を打ち立てており、ベントレーで2年目の挑戦となる。